昨日の雷はすごかった。
キャベツ畑のど真ん中。頭上に黒雲がむくむく現れ、さわ〜っと冷たい風が吹いてきたなと思った次の瞬間、近くの電柱に命中、轟音とともに火花が炸裂。
アルバイトさんたちと一緒にひゃあひゃあ腰をかがめながら逃げた。
2日に一度、いや3日に2度は、夕立(それも激しいの)がやって来る。
この夏の空は、短気で、荒々しくて、すぐにちゃぶ台をひっくり返す親父のようで、付き合いにくい。
お盆を過ぎても町はまだ賑やか。
商店や直売所には車が溢れ、あちらこちらの別荘に灯りがともり、バーベキューの匂いが漂ってくる。
1年365日のうち、北軽井沢がもっとも活気づくこの数日。
散歩中の百々も、いつもとは違う町の様子にキョロキョロそわそわ。
けれど、その喧噪からふっと目を離せば、野辺には萩の花が咲き、今日は秋のトンボもたくさん見かけた。
人波が去れば、同時に一足早い秋がやってくる。
あのちょっとホッとするような、唐突においてけぼりをくったような、夏の終わりの、秋のはじめの日も、きっとすぐそこまで近づいてきている。
(↑上の写真)残暑お見舞いにも使える「nakazawa eiko」暑さお見舞いポストカード、入荷しています。
(粋な浴衣姿の子タヌキの横に、タイトルの言葉が添えられています。)
ちょいと夏バテ気味の大切なあの人へ、送ってあげましょう。