いつものことながら、秋は駆け足で。
気づいたら、朝晩は5℃に満たないことが当たり前に。
「今日だけ特別冷えるから…」と言い訳しながら点けていた石油ストーブやコタツも、もうつべこべ言わずにスイッチオン。
こうして知らず知らず、秋も過ぎて、次のひときわ長い季節に片足ずつ踏み込んでいくのだろうな。
それにしても、今さら言わずもがなではありますが、浅間山麓の秋は美しい。
毎朝、毎夕、犬と近所をひと巡りするだけで、この季節ならではの様々な自然の「色」に出会います。
空気が澄んでいるからなのか。秋は特に「色」にハッとさせられる。
春先に新芽の黄緑を見つける歓びとはまた違う、深みのある色合いのしみじみとした美しさ。
まずは、木の実。
15分ほど歩くだけでも、あちらこちらに、赤、黄、紫、ピンクの実が鈴なり。
秋の野花の女王・リンドウ。ドレスを広げる前からこのエレガントさ!
ビール党からすると「あ、ホップ!」と見るたびに思ってしまうのですが、これはカラハナソウというのだそう。
少し枯れかけて黄ばんだところもきれいなので、無造作にリースっぽく。
今シーズンの自家菜園の最後の収穫。
かぼちゃは、雑草のなか見失いそうになりながらも、ちゃんとまるまる実ってくれました!
このかぼちゃの渋いグリーンもいかにも秋らしい。
今年初めて、試しに苗を植えてみた落花生。いつが収穫時期なのかわからずそのままにしていたのを思い切って引っこ抜いてみると、けっこう立派に実がついてる!
うちの畑の土でもいけることがわかったので、来年は株を増やしてみたい。
目指すは自家製ピーナッツバター!
そして、じわじわと黄色みがかってきた風景。
今年の紅葉(黄葉)のピークは少し早そうです。