長いような、あっという間だったような、時間がぐにゃりと歪んだような不思議な一日が終わりました。
今はふたりとも、口がきけないくらいの放心状態です。
今日という日に、わざわざ訪ねてくださった皆さま。本当にありがとうございます。
誰も来なくてもおかしくない、と覚悟を決めていたものの、内心はビクビク、そわそわ。
そこへ、東京からのキャンプ場の常連さん、お仕事でお世話になった方、ブログを通じて知ってくださった方、地元の友人ら、フタを開けてみれば想像以上の方々が笑顔でやってきて下さいました。
まだきちんとした道案内も、入口の看板も心もとなく、ほんとにココでいいのかしらと半信半疑でいらして頂いたことと思います。
勇気を出して、足を踏み入れて頂いて、ありがとうございます。
当然、ハプニングが続出。
お待たせしてしまったり、オーダーを頂いたものを用意できなかったり。
頭の中は真っ白のパニック状態。なんとか平静を装っていましたが、もう自分が何をお喋りしているのかも分からないくらい、テンパっていました。
漠然とは想定していたものの、実際に動いてみると、たった一日で、反省点、改善点も、数々...
特に、このメニューで本当にお金を頂戴してしまったいいのだろうか、ということを考え始めてしまうと、怖くて逃げ出しそうになってしまうので、もう目をつぶって「エイ」とレジを叩いていました。(こんなに100円、200円の重みをずっしりとコワい、と感じたのは、初めてのことかもしれません。)
今でもまだ、自分たちが「お店を始めた」ということが、半分は夢の中にいるような気がしています。
その現実を痛感するのは、まだこれからなのだと思います。
それでも。
今日の、この日に、出会えた方々のことを、絶対に忘れずにいたい、と強く思います。
そして、次にお会いできる時は、もう一歩、成長できているように、今日の未熟な自分たちの姿もきちんと憶えておきたいと思います。
心から、ありがとうございます。
今はもう、ただ、それだけです。
しばらくは無我夢中の日々となりそうです。
明日のためのハンバーグとケーキの仕込みをします。
ああ、もうオチも何も思いつきません。
ごめんなさい。そして、またこれに懲りずに遊びに来て下さい。
ああ、もう、まだ、頭が真っ白・・・
おやすみなさい。
(せっかくの日なのに、写真一枚撮る余裕もありませんでした....泣)