文句なしの秋晴れ。気持ち良い日。
こんな日はたいてい週末や祝日の営業日と一日ずれてやってくる...;
秋分の日ものんびりモードなお店でしたが、途中思いがけない来客もあり。。
会ってみたいな〜と思ってる人には、不思議と会えちゃったりするんだな。
紹介してくれたSちゃん、Aさん、アリガトウ。ゆっくりお話できなかったけれど、また次回お会いできたときに。
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今日は日中、中軽井沢から草津方面に向かって、国道146号を車を走らせる。
いつもは夜暗くなってから走ることが多いので、のどかな昼下がりの風景は新鮮。
中軽井沢、千ヶ滝の別荘地のあたりはカラマツなど針葉樹の森。
そこから徐々に曲がりくねった峠道が始まって、途中この季節にはお馴染みの道端の「松茸」直売所を過ぎる。(そこでは決まっていかにも松茸っという香りがプンプンするのだけど、あれは絶対、人工的な「松茸の香りスプレー」みたいなものがあるに違いないと思う。天然のものってあんなに香りがするものかしら。。)
やがて目の前にぐんぐん浅間山が迫って来て、カーブを過ぎるたびに大きくなる。
峰の茶屋を過ぎるとなだらかに下って、このあたりは一番標高が高いからか、ぽちぽち真っ赤に色付いた木の葉も見える。ウルシとかメグスリノキかな。
そのうち今度は行く手に草津や白根、万座方面の山々が見えて来る。道沿いにはススキやコスモス。
我が家へと折れる道もびゅんと過ぎて、北軽井沢信号通過。
収穫が終わりに近づいたレタスやキャベツの畑や、一時期の勢いのよい緑色は失われたぼうぼうとした牧草地を横目にスイスイ。中学校の校庭では野球部の練習。
たまにスロウなトラクターにぶつかるのをするりと交わして、周囲に渓谷が広がる高台にでると、そこからは一気に下り坂。(スピード取り締まりに注意。)
最後は国道とも思えないようなすれ違いがやっとの細いカーブになって、長野原町の集落に入ると、突然目の前には黄金色の稲穂。ちょうど刈り取りが始まった頃。
その先で、国道3つがぶつかる羽根尾の三叉路に当たって、終着。中軽井沢からおよそ45分。
針葉樹の森から明るく開けた高原、長閑で懐かしい日本の集落の風景まで、いろんな顔が同時に見られる。もう少し進めば名湯・草津へも。浅間も少しずつ違う表情を見せてくれる。
途中半分はいつも行き慣れた「通勤路」だけど、あらためて気持ち良いドライブコースだと思う。(「ロマンチック街道」という恥ずかしい名前の称号にも恥じない!)
最初の峠道に恐れをなさずに、どうぞ登ってみてほしい。登りには登坂車線もあるし、初心者さんでも大丈夫。
私たちの店は、ちょうどこの国道の中間地点にある。
用事を済ませて、帰り道の夕焼け空。
雲は、時がくればきちんと姿を変えて、鈍感な私たちに季節が変わったことを教えてくれる。
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用事は少し心重たいものだったので、ドライブ中の車内では澄んだ歌声を流して、時折それを台無しにするように声を被せて合唱した。
8人の女子聖歌隊「
CANTUS」。
楽器はなくても、ヒトの声だけでこんなにも美しいハーモニーが作れちゃう。
全員が完全にプロではないけれど、小さい頃に同じ合唱団にいたメンバーが、やっぱり歌が好きでもう一度集まって..、というのもイイ。
何を隠そう、最近、「合唱」が気になっている。
(友人Yからゲキ押しされた映画『喜びを翼にのせて』のDVDを観たせいもある。)
そのYからは、ずっと「合唱しよう」と誘われている。最初はなんで...と思っていたけど、なんとなく「歌えたらいいなー」と思い始めている。
もともと賛美歌が好きで、クリスマスの時期とか、旅先で礼拝に行き会ったりすると、ドキドキしてゾワゾワする。(前世はクリスチャンだったのかな。)
これから冬だし...。合唱団の結成、悪くないかも。。
CANTUS 1st アルバム『ハルモニアの娘』