気づけば9月も最終週。久しぶりのお湿りで、空気がしっとり濡れています。
紅葉の先陣をきるヤマウルシやナナカマドはぐんぐん赤やオレンジに。これまでの日記などを振り返ってみても、やっぱり2週間くらい早いような気がします。
はっきりと色を変えない樹々たちも、徐々に青々しさが減って来て、森全体が彩度を失ってきました。
パッと燃えるような紅葉も見たら美しいのだけど、それよりも、日に日に色を無くし、枯れていく森の風情が、なんとも好き。
(こんなふうに思うのは、自分も歳をとったせい?)
この季節になると、無性に外を徘徊したくなります。
今年は特に山栗が豊作なこともあり、栗拾いを口実に、ついふらりふらりと森の中へ。
いろんな木の実やキノコをしげしげと観察したり、全体に漂う甘い匂いを深呼吸したり。
秋の森なら、一日中飽きずに過ごせます。
「クウネル」最新刊のキャッチコピーも「外へイチ、ニ、サーン」。
進めている別冊フォレミの入稿まではガマンガマンと、買ったまま遠ざけているのだけれど、カッコいいマウンテンシューズの写真に惹かれて、ついついペラリ。
森のキッチン、キノコ探し、アウトドアスタイルのおしゃれ、など、今号は掴まれる記事がいっぱい。
そう、やっぱり、森は秋こそ、おススメなのです!
そんな秋の森に遊びに来てもらうキッカケにしてほしい、来月のイベント。
10/10(土)のワークショップのご案内もUPしました。(1つ下の記事をご覧ください。)
すでにちらほらお申し込みが届いています。気になっちゃうなという方はどうぞお早めに♪
山村さんが素敵なコピーを載せてくれたフライヤーも出来ました。
(お近くの店で見かけたらお手に取ってみてください。)
__秋の森で本ともっと。
秋の森でのブックハンティング。
他人事みたいにわくわくしちゃいます。(あ、自分が準備するんだった!笑)
ハンティングのおまけに連れ帰ってもらいたい“別冊”の制作も、いよいよ大詰め。
週末の入稿目指して、最後のヤマ場、岩壁に張り付いているところ!
毎回懸案となる紙のこと、今回初めて挑戦するある仕様のカタチなど、“外身”の部分の調整もほぼ終了。
今回は私ひとりではなく、たくさんの人の想いの込もった“中身”となるので、限られたコストのなかで、精一杯おしゃれして旅立たせてあげたいのです。
今回は刷って出来上がり、ではなくて、印刷してもらったものを自分たちで製本するので、最後まで気が抜けません。
どうかうまくいきますように__。
こちらは、「読書」でも「食欲」でもなく、「睡眠」の秋。
夜は布団のなかに割り込むようにやってきて、昼もぬくぬくした場所を見つけては、ひたすら眠る、ネムル.....。
その時間、ちょっと分けてもらいたい。。