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午前中から怪しく垂れ込める雲。
ツバメの群れが、慌てて南へと飛び立った。
昼、防災隊長（相方）の指示のもと、家のまわりを片付ける。
隊長は倒れそうだった木を思いきって切ったり、庭の土が流れ出さないように土嚢を作って積んだり。
私はなんとなくそこいらのモノを飛ばないように寄せてみたり。
夜になって、本降りになってきた。
明日は、今シーズン初めて、農園仕事は一日休みになるらしい。
何も用事がない日ならばちょっぴりワクワク感も味わえるのだけど、明日はそうもいかない。
別冊が刷り上がってくるので、お世話になってるS社のオフィスを借りて、製本作業をするのです。
無事にU市まで辿りつけるだろうか。
台風と、刷り上がりの確認とで、二重のドキドキ......。



これは10日くらい前の光景。レイアウトのラフを実際に並べて、ページ割りを考えているところに、案の定、毎度お決まりの麦の乱入。本人はふざけているというより、いたって大マジメ。一緒に悩んでくれてる...？と、次の瞬間、舞い上がる紙の束。怒声と共に修羅場と化す猫と女...。
そんなこんなしたものが、ようやくカタチになりそうです。