隣町まで買い出しへ。
相方のスキー場仕事があるため、お正月は帰省せず、冷凍庫状態の小屋で過ごします。
しばらく完全に引き蘢れるように、食材(ヒトもネコも)からレンタルDVDまで、もろもろ年越しの準備を。
いつものスーパーもホームセンターも人で溢れてる。
地方の町のお店には、東京のスーパーとかではあり得ないようなサイズの門松がどーんと売られていたり、帰省してくる家族を迎えるための豪勢な食材なんかがここぞとばかりに並んで、アメ横や築地ほどではないにしても、十分「正月が近いぞ」ムードが味わえて面白い。
そういえばこないだ高崎に行った時には、軽トラに巨大なダルマを縛り付けて走ってる人を見かけて、いかにも高崎だし、見かけただけでも福を分けてもらえたような幸せな気分を味わえました。
こと「お正月」というイベントにかけては、東京より地方のほうが勢いがありますね。東京はみんないなくなっちゃいますもんね。

そういうわけで、軽井沢や北軽井沢でも、県外ナンバーの車が目立ってきました。
地元の車はみんな泥や塩カルで薄汚れちゃってるので(特にうちの2台はヒドい)、ピカピカなよそからの車はすぐにわかります(笑)。
最近の別荘は暖かく造られているから、お正月をこちらで、という方も増えてきているのかな。
昔、私たち家族がそうして冬休みにこちらに来た時は、ひとけのない冷えきった小屋に入って、スキーウェアのような恰好のままで、ひぃひぃ言いながら薪ストーブを点けたり、布団乾燥機をフル回転させたり、大変な思いをしたものです。
ここ数日はまとまった雪もなく、寒さも少し和らいでいたので、大きな道は雪も凍結もなく怖くなくて良かったと思います。
でも問題は明日以降。大晦日、元日にかけては、ばっちり雪マーク。
今日も午後から風が強くなってきて、今晩は月夜ですが森がゴウゴウと揺れています。
山へと向かってくる方は、どうぞ気をつけて。
今度はちょうと元日が満月になるのだそう。
なんだか幸先がよいですね。
でも雪で見られないかもしれないから、今宵の十三夜をよく眺めておくとしましょう。
木立の輪郭や、動物たちの足跡までがはっきり見えるほど、眩しい月明かりが雪野原を青く照らしています。
2009年、最後に見る月__。