土曜日。帰省の途中。
出発早々、軽井沢付近は雪でしたが、その後、東北道に入るまでは問題なし。でも行く手の雲はアヤしいです。
宇都宮を過ぎて、だんだんと積もり始める。
あ、とうとう通行止めの案内が出てきた。えーい、行けるとこまで行くしかない。
那須ICで強制的に降ろされます。その手前2kmから渋滞が始まり、国道に合流するまで3時間くらいハマる!
そこから国道をひたすら北上。地吹雪で道路の幅も見えません。怖いー。
結局、普段なら4〜5時間で帰れるところ、着いたのは夜8時。11時間もかかりました。
こんなことは初めてです。
途中、あちこちで動かなくなっている車を除けたり、坂道で滑り落ちてくるトラックを避けたり、信号待ちのたびにワイパーに固まり付く雪を落としたり、様々な障害やスリルと闘いつつの11時間。
助手席にいながらも、緊張で体はガチガチ、お尻はコチコチになりました。(もちろんドライバーはもっとオツカレでした。)
相変わらずの駆け足滞在でしたが、それでも、お寺で身内での法要をあげてもらいお墓参りをし、従姉妹も一緒に食事や買い物に出かけて、夜は家でのんびり過ごし、相方は十数年ぶりの友人との再会も果たし、よかった、よかった......
と、帰り道はスムーズに飛ばしてきたら、今度は、小屋の給排水が凍って水が流れず、物置の扉が風で飛ばされ中は雪まみれ、室内のあらゆる液体は完全凍結....。とほほ。
そんなこととも知らない麦は、案の定、ホテル帰りのご立腹でご機嫌ななめ。(まぁ、麦は麦なりの苦労があったのかと思うけれど。一度、どんなふうに過ごしているのか覗いてみたい。)
そして一夜明けたら、春を通り越して初夏みたいな気持ち悪い陽気ときた日には。
もう何が何やら、ついていけません。
- - - - -
帰省のたびに、なんらかの天変地異が起こります。(これまでにも地震や、噴火や...。)
よっぽど歓迎されていないのでしょうか.....。
でもなにはともあれ、無事に帰ってこれたのは、お義父さんが見守ってくれていたおかげかな。
どうかこれからも、家族の健康と無事をお守りください。
家族のアイドル、シュウさん。
シートにおしっこするのは少々苦手ですが、今回もとってもお利口にしてました。ね!