この時期の雪をうざったいなどと言ってしまったせいで、昨日は自宅軟禁状態。
久しぶりのまともな雪かきで、腰というより背中がバキバキ。
ちょっと不意打ちな量でした。悪口は言うもんでないな...。
木曜夜のお楽しみ、『
ブラタモリ』が終わってしまった。
NHKしかまともに受信しない我が家のTV環境において、かなり貴重なポジションを占めていた番組だったのに。
「タモリはこんなふうにいつもブラブラして、坂だ、谷だ、高低差だ、と言ってるだけで、楽しそうでいいよねー」と何気なく見ていたのだけど、遠くよりも近くを見直す、グローバルよりローカル、という今の私たちの気分にまさにぴったりくる内容だったから楽しめたのだと思う。
CGで、同じ場所のかつての姿を再現してくれたりするのも、ワクワクした。
他の「ぶらり旅」番組と違って、グルメや流行りのナントカに走ったりしないで、地道に「足元」ばっかり見ていたのが、かえって新鮮でしたね。
終わっちゃって残念だなぁ、と思いつつ、今座っている机まわりを見回した時に手に取れる場所にあった書籍と印刷物。
どちらもこの冬手元に届いたものですが、たまたま「ローカル」つながりだったのでご紹介。

北海道帯広市の小さな出版社クナウマガジンが発行する地域情報紙『
スロウ』。
その別冊版として先月出版されたばかりの『北海道移住の本』。
『スロウ』は、以前からクオリティの高いローカル誌として興味を持ち、何号か購入したこともあるのですが、たまたま「フォレミ」を通じてスタッフの方からメールを頂き、物々交換のようなカタチで(こちらのほうが断然高級な本なのですが・汗)送っていただいたもの。
本自体の手触りもよく、写真やデザインもきれいで、情報も盛り沢山。
内容も、移住者の方たちのキレイ事だけではない本音までを丁寧に取材されています。
何より印象的なのは、登場する人たちの笑顔。"地元"に暮らす者同志の付き合いがあってこその表情だなぁという気がします。
そのおおらかさといい、スケールの広さといい、北海道という場所はやっぱり他の地域とはひと味違う。でもどことなくここ北軽井沢とも似てる部分があるのですよ。(気候や、開拓から始まる歴史が重なるからでしょうか。)

こちらは、ご存知「
手紙社」が発行する『今日のお手紙・瓦版』。
いかにも「瓦版!」というザラザラわら半紙の手触りが懐かしい。
何がローカルかというと、お店や活動の近況を知らせるオモテ面のほかに、ウラ面にお店の周辺(京王線つつじヶ丘あたりから小田急線狛江らへんまで)のMAPを載せてくれているのが嬉しいのです。
実際にこのあたりには最近続々と個性的な小さな店舗も増えてきつつあるようですし、時間があればついでに近所もぶらりと歩いてみたくなる。
声高に地元自慢や呼び込みをするのじゃなく、さりげなく誘い込んでいる"力加減"がいいのです。
(現在、手紙社では、ローカルにさらに着目した面白いコンテンツ計画が進行中。こちらの完成も楽しみです。)
実は、今、このMAPと近いことを、この軽井沢から小諸にかけての浅間のふもとのエリアで出来ないかしらね、という話がひとつ立ち上がりつつあって、来週早々にはメンバー(というほど大袈裟なものでもないですが)での打合せがあります。
ちょうどお会いして色々お話してみたかった方からのお誘いだっただけに、とても楽しみ。
実際にカタチにできるよう、進めていきたいなと思っています。
さてさて、そんななか、明日は「ローカル線」でのお出かけです!