朝イチはきりっと冷たい。
開店前から車を停めて待っている方もいて、ドキドキする。
でも、始まってみれば、入れ替わり立ち替わり、ちょうどよく。
顔見知りの方と話すうちに、ちょっとずつ肩の力が抜けていった。
構えすぎ。
お店も、お店のひとも、ゆるゆるとエンジンがかかり出す。
お昼前には、テラスに日だまりができて、暖か。気持ち良さそう。
若いひとも、年配の方も、ハンモックチェアでゆらゆら揺れる。
こう見ると、ちょっと風変わりな店かもしれない。
「kiji books」で置いてた大好きな一冊が売れていく。
小川未明の「赤い蠟燭と人魚」の復刻版。
表紙も、挿絵のカットも、とてもきれいな一冊。
寂しいような、素敵なひとにもらわれてホッとしたような。
古本稼業にはまだまだ慣れず。
笑顔のキュートな女の子。
一人旅だと思っていたら、途中で彼が追いかけて来て合流。
彼女は「そんなつもりなかったんですけど」って、またニッコリ。
なんだかいいなぁ。バケイションだなぁ。
思ったよりバタバタしなかったかなとホッとして閉店後のビール。
ウマーい。と思ったらバタンキュー。
やっぱり気ぃ張ってたのか。
まだまだ序盤。
夜になって大きな黄味のようなお月さま。
そう言えば...って忘れてしまいそうですが、軽井沢では桜はまだこれからです。この連休中にようやく咲いてくれるかも。いつもより10日間くらい遅いようです。