5/5(水)は、15:00ラストオーダーとさせて頂きます。
直前のお知らせで恐縮ですが、ご了承ください。
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連日ドタバタ劇を繰り広げる小舎。
そこに届いた1冊の本に、ホッと心が緩みました。
編集者こんどうみきさんによる『-tokyo- にじいろカフェ』という単行本。
東京都内・近郊のカフェ120軒が紹介されていて、その中の一章「とおくのカフェ」というコンテンツで「麦小舎」も取り上げて頂いています。
取材を受けたのは昨年の秋。ちょうど軽井沢が紅葉に染まる時期。
ひとりカメラを抱えて現れたこんどうさんは、すらりと長身の美人さん。
東海地域のカフェを紹介する「カフェうらら」という自費出版本で大人気をおさめていた彼女のことは、色々な方から聞いていて、いつかお会いしてみたいと思っていました。
なので「お薦めのお店として紹介させてほしい」と連絡をいただいた時はとても嬉しかったです。
実は数年前に、すでにこちらに来てくれていたことがあったそうで。
取材というより、ちょうどその日に居合わせた共通のお友達も交えて雑談を楽しんで、お別れして半年。
形になって届いた本は、まず装幀の可愛らしさにノックアウト!
タイトルにある「にじいろ」にちなんで、小口の部分が7色にカラーリングされていたり、栞のリボンまでが7色7本。
出版社から出される流通本になっても、本づくりへのこだわりを持ち続けている姿勢に嬉しくなります。
そしてなかには、こんどうさんお薦めのカフェがぎっしり。
120軒とは相当な数。それらすべて、彼女が自分の足で巡って、訊いて、撮って、書いたもの。
下調べも含めて、本を作ると決めてからおよそ3年近くかかった、というのも頷けます。
個人的には、ついつい「作る側」目線で本を見てしまうのだけど、これは一見楽しそうに見えて、本当に大変な作業だったと思います。
好き、な世界だからこそ、なおのことご苦労も多かったのでは...。
「麦小舎」のことも、ヘンに飾りたてることなく、ストレートな言葉と、美しい写真で、丁寧に切り取ってくれました。
(ページに散りばめられた松尾ミユキさんのイラストカットも可愛い♪ネコもいます!)
想いのこもった本は、やっぱりいいですね。どんな形であれ。
大切な時間と想いの凝縮した本の一部に参加させてもらえたことを、とても光栄に思います。
御礼を伝えたメールの返信で、逆に私の本づくりへの励ましまで頂いてしまった...。
ああ、もう、ほんとうに。
作りたい。また作らなくちゃ、私も。
この場を借りて、こんどうさん、どうもありがとうございました。
(そして、たくさんの意味で、オメデトウゴザイマス!)
今度は、新緑のトンネルを抜けて、遊びに来てくださいね。
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カフェ好きガイドとしてはもちろん、読み物としても、カフェメニューのレシピなど、情報もりだくさんです!どうぞ書店で探してみてください。
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