GWが終わって、久しぶりに町に出てみたら、軽井沢、北軽井沢、さらに北軽の奥の応桑など、どこもかしこも花盛り。
つい少し前まで雪や霜に耐えていた蕾たちが一斉にスタートダッシュ!
今年は、コブシ、山桜、しだれ桜、レンギョウ、ユキヤナギ、シバザクラ、一部はコナシ(ズミ)まで、あらゆる春の花が同時に開いてしまいました。
いつもならそっと春の始まりを伝える役目のはずのコブシは、寒さで開花のタイミングを逃してしまい、なんとなく元気なさげにポツリポツリと。
山桜やしだれの濃いピンクがとにかく鮮やか。レンギョウの黄色も目に眩しい。
うちの庭には、そこまで鮮やかな花木がなく寂しいのですが、ヤマブキや桜草がもうあと一歩というところまで。
花はなくとも、それぞれの枝の先端で日に日に膨らんでいく黄緑の葉の芽がかわいくて、花見の替わりに「芽見」(?)でじゅうぶん毎日楽しめています。
ツリーデッキに寝転んで見上げた先の、マユミの木の芽吹きも、食べちゃいたいくらい可愛い!
食べちゃう、といえば、お待ちかねタラの芽もぷっくりと...。(こちらは店主の大の好物につき、採取は厳禁とさせて頂きますっ!)
GWのから騒ぎも一段落して、今、ようやく高原の春の到来をゆっくり味わっています。
カッコウも、そろそろかな。。
上の写真は、携帯カメラにつきイマイチですが、北軽井沢のバス停(旧駅舎横)の桜の木。濃いのと薄いのが並んでいます。
そういえば、この旧駅舎、冬の間にまた少しキレイになって、線路に砂利まで敷かれたけれど、SLが運ばれてくるでもなく、このあとどうしたいんだろう...?
建物内部にはこんな掲示物がぽつりと→。
昔の軽便(草軽電鉄)の料金表のようですね。
展示もきちんとするならするでやったらいいのに、なぜか中途半端....。
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今年から、店内にこんなミニコーナーを設けました。
名付けて
『猫の額(ひたい)文庫』。
月替わりでテーマを決めて、店内書庫からお勧め本をピックアップ。お茶のお伴に楽しんでもらおうというものです。
5月のテーマは「『森で読む本120冊』で紹介されている本」。
ほんの一部ですが、自分たちで所有していたものを集めてみました。
さて、ここに写っている本。いったい誰が"森で読みたくなる本"として挙げてくれたものでしょう?
答えを想像しながら、『
森で読む本120冊』とあわせてご覧になってみてください。
今日は暑すぎず爽やか、お店も連休明けで静かで、絶好のお昼寝日和。
あちらのハンモック、こちらのデッキで、みんなウトウト、微睡む、まどろむ...。
明日もこんな陽気が続くよう。
どうぞ、誰の目を気にすることなく、心置きなく「大人の昼寝」をお楽しみください。