文具や紙の雑貨を扱えるようになったら、真っ先に並べたかったモノ。
「
SAB LETTERPRESS」の活版のグリーティングカードを初めて手にしたのは、どこでだったか...。
「活版」という技術のことは知っていても、スミ一色でかちっと組んだタイポグラフィー的なイメージ(いわゆる組版)しか持っていなかった私。
活版のなかでも版画と同じ原理で樹脂版や亜鉛凸版を使って刷るというSLPのカードを見て、こんな微妙なシブい配色や柔らかなデザインも描けるのか、と驚き、その手触りの良さも気に入って、さっそく大切な人へ贈るためにいくつか買い求めたのでした。
女性デザイナーと職人さんとで、昔ながらの手法を用いながら、一枚一枚刷り上げるカード。
これぞ"紙の手仕事"という、技と美しさが伝わってきます。
デザイナーの武井さんは、「
パピエラボ」として、紙にまつわるプロダクトの製作やショップなども運営されています。
いつか、ラボでオリジナルの名刺を作ってもらいたい、というのが秘かなる夢。
まもなく紙と活版にまつわる本も出版されるそう。そちらも楽しみ。
現在、「kiji books」にて、ポストカード10数種、取り揃えています。
カフェ滞在中に買ってくれて、お庭のテーブルなどでゆっくりお手紙を書いているお客さんもいて、この場所で書くお手紙はどんなものなんだろう、とワクワクして、眺めているだけで嬉しくなります。
本とコーヒーの合間にカードでお手紙を!
麦小舎の新しい楽しみ方になればいいなと思っています。
「SAB LETTERPRESS」この春の新作の刺し子柄のカード(限定300枚、すでに版元では完売)も届いています。爽やかな水色が今の季節にぴったり。
この他にもちらほら、手仕事の感じられる紙雑貨、集めていきます。来週末には新しいモノも届く予定。古本だけでなくこちらもお楽しみに。