おとといと昨日の週末、臨時休業をいただきました。
夏の間からずーっと気になっていた床のワックスがけや、壁・天井の吹き掃除などを一気にやってしまいたかったのと、「kiji books」の本小屋の拡張工事のため。
知らずにお店まで来てしまった方や、予定して下さっていた方には、大変申し訳なく思いますが、夏の始まりから今までなんとなく追われ追われで来てしまったので、私たちにとってはちょうどよい小休止となりました。
お休みといっても、早朝の畑の出荷の手伝いはあるので早起きなのですが、お昼をはさんで午前と午後、お互いがやりたいことにみっちり集中できるこんな一日の過ごし方は、ほんとうに久しぶり。
(相方が休みらしい休みを取れたのは、春の終わりに釣りに出かけた日以来のこと!)
こんな時間も必要なのだな、としみじみ実感。
さて、このあとは11月半ばまで、基本的にはノンストップでいく予定です!
(ところどころイベントなどでイレギュラーな営業日もありますので、
こちらなどご参照ください。)
「kiji books」の拡張工事。全貌は来てのお楽しみといたしますが、元が日本一(だと思う)小さな古本屋のこと、広がった部分も笑っちゃうくらい小さいです。
山羊が一頭飼えるかどうかの納屋か、または映画でよく見る教会で懺悔をするための小部屋くらい。
そして入口の扉、、、少々おデブさんは入室できません!閉所恐怖症の方もダメでしょうね。
ここには100円均一本を収める予定。そんな暗くて窮屈な思いをしてまで均一本を見つけたいものかどうか、、、疑問は数々残りますが、まぁ良いのです。本人たちが楽しんでいるので!
もしかしたら千利休の2畳の茶室のように後世で高く評価されるかも....!?
俗世間から引き蘢りたい方、私のように本の山に埋もれているとそれだけで幸せになれる方、どうぞ覗きにおいでください。
麦小舎大工部の仕事は、秋冬にかけてまだまだ続きます。
いっぽう私(=麦小舎編集部)のほうも、ずいぶんと長いこと彷徨を続けてきた迷いの森から、漸く外へと向かう一本の道が見えてきました。
小冊子「Forest & me.」の次号のことです。
今年の春に予定していた刊行を延期して、この秋こそと意気込んで準備をしてきたものの、いざ組み立てる段になるとどうしても逡巡を始めてしまい...。
夏の慌ただしさと体調やメンタルの不調とも重なって、今回もまた無理かも、と弱気になりかけていたのですが、周囲の励ましと、お腹の底にあった小さな根性をぐっと呼び覚まして、なんとかアウトプット開始。
これまでと同じく、相棒のMちゃんが力強くサポートしてくれます。
ただし今回はどうにも待ったナシの締め切りが設定されていて、それはもう、すぐ目の前!
ここまで来たら、もう後戻りはなし。気合いと根性の昭和40年代生スタイルで(Mちゃんは世代は違いますが!)突き進むしかありません!
しばらくの間、実生活&ウェブ上ともに付き合いが悪くなってしまうかと思いますが、ねじりハチマキ姿を想像しながらどうぞご容赦ください。
あ、ただし、まもなく秋の素敵な企画第二弾(ライブ!)の情報は告知しますので、お楽しみに!
「おやつとカナモノ」企画にまつわる製作も、佳境に入ってきました。
あとは早く、高原の9月とは思えないこのムシダルい空気が入れ替わってくれればなぁ....。