勤め先の社長に「食べてごらん」と、差し出された可愛らしい赤い実。
「知ってますよー、グミですよね」と一口でぱくっと言ったら、
その瞬間、口の中いっぱいになんともいえない渋さとエグ味がじゅわわわぁ。
ひどいしかめ面の私に、社長はしてやったりとばかりに
「ただのグミじゃなくて、シブグミだよ」とニンマリ。
こんなに純情そうで可憐な実のクセに.....
しばらく話もできないくらいのイガイガシブシブ感に苦しめられました。
塩を振りかけて食べると少しはイケるらしいのですが。
喫茶店のクライアントさんを訪ねていた営業の女の子が
そこの人が自分の庭で作っている有機野菜の数々を
両手いっぱいに抱えて帰ってきました。
レタスにキャベツ、ほうれんそうに水菜に大根にラディッシュ。
どれもしっかりと、土にまみれたふてぶてしい面構え。
葉っぱ部分が少々虫食いだって、それがどうしたと言わんばかりに
ムチムチ、つやつや、見るからに元気。
お裾分けをもらって、早速、夕ご飯のサラダに。
相方さんもお知り合いから立派なタケノコを頂いて帰ってきたので、
それは炒飯とお味噌汁に。
信州の珍味と滋味。