ライブの日からもう幾日もたつというのに、胸の中にほんわり暖かいものが残っています。
連休中におこなったtico moon のおふたりによるライブ。
ご報告が遅れてしまいましたが、今年も無事に、1部2部と定員いっぱいのお客様と一緒に、ささやかながら満ち足りた時間を分かち合うことができました。
影山さん、友加さん。そしてご来場のお客様。ありがとうございました。

定期的にライブを行うようになって今年で3回目。
今年は初めて店内に席を設けて、少し窮屈ではないかと心配していたのですが、ミチミチした雰囲気が逆にみんなでひとつの輪になったみたいな濃密な感じがして、ひと味違う心地よさが漂っていたように思います。
音楽には様々な効能があって、聴くなり異次元にぶっとんでしまうものとか、魂を揺さぶられて苦しくなるものだとか、いろいろあるかと思いますが、tico moon のおふたりが奏でる音楽は、たとえるならおおぶりの肌触りのよいブランケットに包まれる感じ。
昔、眠りにつく前に大人がそうしてくれたように、ふわりとかけてもらったブランケットは、ライブのあともぽかぽか心を温め続けてくれて、今の季節、ひときわ嬉しい。
このあと間もなく到来する冷たく厳しい季節にも、この日のことを思い出してアルバムをかければ、暖かな感覚が蘇ってくるに違いありません。
ひょんなご縁から、こうして毎年秋に麦小舎を訪れてくれるtico moonのおふたり。
気さくで、お話も面白いおふたりと会えることが、私たちにとっても愉しみになっています。
おふたりの紡ぐ優しい音楽を、これからも長く長く、伝えていくお手伝いができれば、とてもシアワセなこと。
そしてやっぱり音楽はライブがいいな。カラダに染込む度が違いますね。
また来年以降をどうぞお楽しみに。
当日のセットリストなどは、友加さんの「
ゆか日記」もご覧ください。
来週末の多摩川では、ライブはもちろん、友加さん作のかわいい鳥たちにも会えますよ*
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そしてこの日、忙しいスケジュールの合間を縫って駆けつけてくれた、mille booksの藤原さん、イラストレーターの松尾ミユキさん、落合恵さん!
ゆっくりとしたおもてなしができずにごめんなさい。またの機会を愉しみにしていますね!