この数日、何回か木枯らしが吹いて、いよいよまわりの森も丸裸になってきました。
晩秋を通り越して、初冬といったほうがよさそうな北軽井沢。
春から8ヶ月、お手伝いしてきた農園作業もこちらも終盤。
男性チームはもろもろの片付け、女性チームは花豆や大豆の選別。
目をこらしながらひとつひとつ豆の選別作業をしていると、「今年ももう終わりかぁ...」というしみじみした気分になってきます。
今年は、暑さのせいか、豆が不作だったので、寂しさも2割増し(泣)。
そんななか昨日は、今週一杯でお仕事が終了する住み込みのボラバイトさんたちと一緒に、恒例の打ち上げ日帰り旅行へ。
総勢10名、マイクロバスを借りて、ちょっとした団体様です。
野辺山・清里を越えて、中央道を経由して、目指したのは昇仙峡。
(私ははじめて訪れたのですが、紅葉スポットでも有名なところなのですね。平日でもかなり混み合っていました。)
いちばん下流に車を停めて、片道5kmの行程を、名前のつけられた岩や真っ赤に色づいたモミジなどを見ながら散策。
ひなびたお土産屋さんに並ぶ名物(?)の水晶の塊をひやかしたり、写真を撮り合ったり。
帰り道にお腹いっぱいほうとうを食べて、「THE 遠足」を満喫!
たまにはこんな団体様でのお出かけも楽しい。車内でお菓子を交換こしたり!
人の運転する車だと酔ってしまうという相方は、終始ドライバー役。
長距離運転、疲れてかわいそうなのですが、仕方ないのです。本人の希望なのですから。
この損な性質、私の実家の父とそっくり同じなのがおかしいのです。(もちろん飛行機などもキライ。)
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こうして農園もお仕舞いムードなのですが、実は!(と改まることもないんですが)麦小舎も今週末で今シーズンの営業はお仕舞いです。
めまぐるしい夏が過ぎて、秋はちょっと落ち着いて過せるかなぁと思っていると、秋もけっこうイベントなどで慌ただしく、そしてハッと気づいたらお仕舞いが目の前...。
毎年こんな繰り返しのような気がします。
今年は特に、いつもよりも2週ほど早い小屋じまいとしてしまい、申し訳ありません。
このあと雪が降ってしまう前に色々とやってしまいたいメンテナンスなどがありまして。
この時期を逃すと、春まで動けなくなってしまうので...。
最後だからといって、特別なおもてなしもできないのですが(マスターのほうではなにやらスペシャルバーガーを用意しているようですが、詳細はいらした方のみのお楽しみということで♪)、秋と冬の狭間の凛とした空気も、清々しく気持ちよいです。
途中みちみちの紅葉を楽しみながら、暖かい格好でお立寄ください。
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