カフェクローズ後、初の週末。小春日和。
終盤を迎えた紅葉の山を降りて、向かったのは榛東村の
智美ちゃんの工場。
初めて訪ねた相方は、予想どおりカナモノ工場に興味津々。
(相方はおじいちゃんが刀師、お父さんも金物関係の職人、本人も工具の設計などもやっていたため、カナモノには縁深いのデス。)
しかし、この日は単なる職場見学ではありません。大事なミッションがあるのです。
智美ちゃんが軽々とフォークを操って引っ張り出してきたのは、智美ちゃん父が手づくりしたザ・薪割りマシーン!
レバーを片手で軽く動かすだけで、直径50cm近い太い丸太もらくらく真っぷたつ。
仕組みは私にはうまく説明できないのですが、とにかくユンボの先っぽの刃物の部分や油圧ポンプなど、いろんな部品を集めて作ってしまったそうで、いやはや、お父さんスゴいです。
相方と智さん(智美ちゃんダンナさん)でチェーンソーをフル回転。
玉切りした丸太を私がふふふん♪と鼻歌混じりにカット。
小1時間ほどで、丸太の山まるまるひとつ、きれいに薪になっちゃった。
斧で一個一個やっていたら、この5倍はかかるはず!
それでも工場の敷地内にはまだまだ丸太がたんまりあって、割られるのを待っている。
次回は大型トラックで来るぞと誓いつつ、今日のところは相方の車の荷台に詰めるだけお裾分けしてもらう。
すぐに燃やせそうに乾いているし、これで2週間くらいは安泰!
作業のあとは、前日から薪ストーブで煮込んでくれてたというビーフシチューでランチ。
私はなんにもしてないよーと言いつつ、智美ちゃんは料理上手。ご飯だって、自作の土鍋で焚いてくれた。
お手製の鉄やステンレスの食器が日常器として並ぶ食卓は、見た目にもとってもきれい。
特別すぎない、彼女たちにとっては当たり前の、豊かな暮らし、豊かな時間。
窓の外には黄色く色づいたモミジが揺れていて、足元では猫のコキチが大あくび。
なんだかちょっと、眠たくなっちゃうくらいの、こんな気持ち良い時間は久しぶり...。
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薪をガタゴトいわせながら、その足で高崎の街へ。
駅前では「えびす構」というお祭りが開かれていて、夕方近いのに賑わっていました。
『
SABI』さんへ、フォレミの納品を兼ねて久しぶりの訪問。
HPでちゃっかりチェックしていた暖かそうなニットのショール、すでに人気で品切れになっていてショボンとしていたら、近々再入荷があるとのことで予約する。
大判のショールを探していて、これはポッケもついているから冬の間、活躍してくれそうなのです。待ち遠しい!
そのほか、作家さん違いの豆皿もふたつ購入。
そしてそのSABIさんでは、近々一緒に楽しい企みが実現できそうです。
そうです、例の飛んで行くアレです(笑)
日程など、詳細を決めて、もうすぐお知らせしますね。
週末のお出かけは楽しい。
徘徊癖がついて、早閉めした目的(補修とかのガテンシゴト)を忘れそうです。
それにしても、ここ数日は寒さも緩んで暖かめ。
軽井沢もやけに車が多いなぁと思ったら、飛び石連休なのと、アウトレットのバーゲンがあるからなんですね。。