少しずつ庭の補修を進めています。
今年、マルシェのときなどに思った以上に庭が傷んでしまい、そこへ雹をともなったゲリラ豪雨が来てたくさんの土が流れてしまいました。
良い機会なので、削れたところを埋めつつ、水の逃がしを兼ねた歩道部分を作ってみようと、枕木などを運び込んでえいやこらさとやっています。
作られ過ぎたお庭は好きではないし、自分たちではそんなこともできないので、これまでのような茫々とした雰囲気もなるべく残したままで。
ついでに大きな木の周りを花壇にしてみたり、四阿も作り替える予定。
けっこう大掛かりなことになりそうで、地面が凍る前に終わらせられるのか...心配です。
シャラの木の周りにできた花壇に、チューリップの球根を植えてみました。
この場所でこの時期に植えるのはもうタイムリミットぎりぎりだったようで、ホームセンターでも球根はすでに半額に安売りされていたくらい。遅すぎたかな。
土をふかふかに耕してからそっと一粒一粒置いて、土の上からも落ち葉の毛布を分厚くかけておきました。来春が楽しみ。
お店をクローズしてから2週間。
特別大きな旅行に出かけるわけでもなく(行けたらいいのですが...;)、でもそのかわり、近場で会いたかった人のところや行きたかった場所へと、ちょこちょこ出かけています。
シーズン中は、この「ちょこっと会いに行く」ということがなかなか難しい。
「そのうちにぜひ」「近いうちに必ず」...なんて言いながら、1ヶ月2ヶ月がどんどん過ぎていってしまいます。
でのこの「ちょこっと会う」時間のなかに、実はいろいろなヒントや発見が隠されていて。
なにげない話から、来年以降のお店に絡んだ楽しそうなアイデアの素がひょいっと顔を出したりします。
今は(もうしばらく年内から年明けくらいまでは、)そんな「種さがし」の時間を楽しもうと思います。
それから、これぞと思う球根や種を蒔いて、暖めながら春を待ち、芽吹きのタイミングに合わせて花を咲かせられたらいい...。
人のやることにおいても、そんな自然のサイクルに合わせた一定の時間が必要だということを、この頃、思うようになりました。
でも、だからこそ、「冬眠」はけっして「お休み」や「off」ではないということ。
その間にどれだけのものを蓄えて、体内に取り込んでおけるかどうかが、春以降の始動に大きく影響してきます。
これからどんどん蓄えて、しっかり肥えてやろう!(いろんな意味で!)
イギリス土産の美味しいチョコレートを齧りながら静かに誓う、11月最後の夜なのでした。
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ここでお知らせ。
この春の「地蔵堂マルシェ」にも参加してくれたフェルトの
柳澤友子さん、布小物の
ミツイハルミさんの二人展が、「ルヴァン上田店」2階にて開催中。
先日、初日にさっそくお邪魔したのですが、小さなブローチから大きめのバッグ、きらきらサンキャッチャーまで、新作・力作ぞろいの賑やかな展示になっていました。
その場でもちくちく手作業を進める二人とのおしゃべりも楽しい。
明日の定休日を挟んで、5日(日)まで後半戦があります!お近くの方はぜひとも。

