寒波手痛い中
(停滞中 ←たまたま変換ミスだけど当たっていたので、笑)
寒いです。そろそろマイナス2桁ゾーンに突入です。
少し前に発売された『
ボタンとリボン』vol.3 のなかで、石原真さん・
松尾ミユキさんご夫妻が「麦小舎」について詩とイラストを描いてくださいました。
コトの発端はさかのぼること2ヶ月以上前。
麦小舎で tico moon のライブをさせて頂いた日、
mille books の藤原さんがおふたり(+イラストレーター
落合恵さん)を連れて遊びにきてくれたのです。
それぞれに活躍中のお忙しいメンバー。その日もゆっくり滞在するのは難しく、とんぼ帰りとなってしまい、私たちとしても何もお構いできずちょっぴり心残りを感じていたのですが、後日、もみじ市の日におふたりがこの掲載のことを知らせて下さいました。
松尾さんの素晴らしい原画とともに手渡してもらった石原さんの原稿には、思いもよらなかった優しいコトバが綴られていて...。
もみじ市の高揚感とあわせて、思わず涙が出てしまいました。
『ボタンとリボン』は、美術作家の
永井宏さんが中心となって作られる言葉を楽しむアートマガジンです。
永井さんのことは、もちろん数々の著書などを通して、その活動をずっと憧れながら眺めてきて、お仲間である小山千夏さんと親しくさせて頂くことで、勝手に距離が縮まったような、とはいえやっぱり「言葉」の世界では雲の上の人として尊敬し続けています。
永井さんがあちこちでいつも提唱されている「ふつうのひとでも詩や文章は書ける。書いていいんだよ。」というメッセージが、どこかで自分が「フォレミ」を創る際の励みにもなってきたような気がします。
この『ボタンとリボン』も、様々なひとの日常のなかに転がる石やビーズみたいな言葉を詩にして、ネックレスのように繋げた本です。
言葉の紡ぎ方もいろいろ。吐き出すようにだったり、鼻歌を歌うようにだったり。
はっきりと詩のカタチをしているものも、そうでないものも。
でもはっきり言えることがひとつ。
「詩」だからと構えることなんかなくて、毎日泣いたり笑ったり怒ったりするのと同じように、言葉にしてみればいいんだなって。
そんな発表の場を終始「開放」し続けている永井さんたちは、やっぱりすごいなぁと思うのです。
その雲の上の永井さんと、ひょんなつぶやきを通じてやりとりさせて頂くことができて(こんなときtwitterって魔法の道具だーと思います!)、『ボタンとリボン』を麦小舎でも販売させていただくことになりました。
とはいっても、ただ今冬眠中につきすぐにお披露目できないのが残念なのですが、「Flying kiji books」などの出張販売や、今後予定しているwebshopなどでご紹介できればと思います。
福田利之さんのカワイ迫力ある熊と女の子のイラストが目印です。
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