薄雲広がるぱっとしない休みの日。
たまには気だるい休日もいいかなと、読書の日にする。
重いテーマや考えてしまう本は受け付けそうにない。
ということで先日買った、
浅生ハルミン「私は猫ストーカー」を読む。
野良猫、通りすがりのネコを尾行して、行動を観察する話。
井の頭公園や、不忍池、八丈島からマルタ島までなんともワールドワイド。
マルタ島は、猫の楽園的存在の場所。
へミングウェイは一時、
キー・ウェストに自分と猫たちの楽園を作ってましたね。
猫はやっぱり暖かい場所がいいのか?って思う位、どちらも魅力的な場所。
うちの麦さん、まったく正反対の場所での生活。

本人、まったく気にしてないみたいですが。
住めば都、なのかな?
日本では、余命がない猫は「木曽」を目指して旅をする。
前に、ある本で読みました。
日本猫にとっての楽園なんでしょうか?
ところでこの「私は猫ストーカー」、すごくおもしろいです。
何も考えたくない時に読むにはもってこい。
この本に書いてあった、猫好きのための一節。
「たべているときは ちかづかないで こわがります」
妙に頭の中に残りました(笑)。
ぱっと晴れない、肌寒い昼下がり。
奥田民生「股旅」の気だるい音楽と気だるい本。
ビール飲みながら、せっかくの休日が無駄に過ぎてゆく、、、

(by kuromame)