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このからだは、ガラスか綿菓子のかけらのような、幾百幾千の、きよらかにかがやく水晶でできていました。 全身が、星と矢と、氷とひかりの三角四角のあつまりで、さながら教会の玻璃窓です。 きらきらとする花びらをいっぱいつけた花です。 レースのようでも、ダイアモンドのようでもあります。 とはいえ、何よりもまず雪のひとひら自身であって、なかまのだれにも似てはいません。 幾百万という雪たちがおなじ吹雪で生まれたわけなのに、それでいて一つとしてたがいにおなじものはないのです。 (「雪のひとひら」ポール・ギャリコ、矢川澄子訳)