さかのぼって、1月14日。
友人の店「
tonico」で行なわれている展示を見たいのと、春に向けた企画の打ち合わせのため、松本へ。
同行は、その展示『トニコのだるま市5』にも参加している柳澤友子さん(以下T子さん)。
T子さんの作るフェルトのブローチは、展示だけでなく、昨年からtonicoに常設されている。
ガーリーな中にもピリッとスパイス効いているT子さんの作品は、tonicoの雰囲気にぴったりだと思うから、双方を知る私としてもとっても嬉しい。
松本は、昨年3月11日以来...。自然とあの日のことが思い出されて、少し緊張する。(もちろん何もありませんでしたが。)
毎年の恒例展示となった「だるま市」。すでに売り切れになってしまったものもあったりで、だるまさん、大人気。
「意外とだるま好きなひと、多いんだよねぇ」とトニコのAちゃん談。
たしかに、昔は「あんなものあったら邪魔!」としか思えなかっただるまという存在だけど、あらためて見ると、プロポーションといい、色彩といい、愛嬌がある。おまけに縁起物。(親しみを憶えたのには群馬に住んだから...というのもあるでしょう。)
こけしブームの次は、くるか、だるまブーム?
数ある個性的なだるまたちの中から、T子さんのブローチ、「Chez Momo」さんのだるまジャム(!)、イラストレーター福田利之さんの干支にちなんだカードなどをお持ち帰り。(福田さんの「竜」モチーフのオブジェも迫力ありました。)
そして、Aちゃん、T子さんを交えての打ち合わせの中身は、3月に予定している「キジブックスinトニコ(仮称:キジトニコ!)」のこと。
去年の同じ時期、実行を決めておきながら、震災後のバタバタでやむなく中止したもの、を、今春、リベンジします。
古本を担いでふらりふらり飛んで行くキジさんを、トニコとそのお仲間メンバーで迎えてくれる、わくわく賑やかな展示になりそうです。
麦小舎・キジブックスとしても、今年初のお出かけ企画。
時期は3月半ばから後半にかけて。その頃はきっとうっすら春を感じられたりしてるはずだし...。
さらに春が待ち遠しい。春はいいねぇ...。
そのほか、ようさん工房でのブローチ展、ラボラトリオでのSyulo展、灰月、カフェマトカ、Amijok cafe、古道具燕などを、駆け足で巡る。
松本ではいつも小走りになって、いつも時間が足りなくなって、日暮れの峠のトンネルを恐れて、慌てて帰る。
▶「トニコのだるま市5」は、今月23日まで。楽しいよ、お見逃しなく!

▶T子さんのもうひとつの展示☞
『ぷらり』(フェルト:柳澤友子&リネン:ミツイハルミ)
ルヴァン信州上田店にて、明日20日から24日まで。
21日(土)にはふたりによるワークショップも。詳細は
コチラ!
一昨年秋に続いての二人展。
わたしも行きます。
(ルヴァンに行ったら、2階の小部屋の図書室もご覧くださいませ*)