4年に一度の日が過ぎて、暦がぺらり。
3月。と、つぶやいてみただけで、なんだかポッと心に灯りがともるような暖かさを感じます。
啓蟄、そして春分へ。いよいよ長い冬のトンネルも終わりが見えてくる....。
北軽井沢で実際に「春」を体感できるのはまだもうひとつ先の月くらいですが、暦というのは気持ちと密につながっていて、気分だけでも先取りできるのは幸せなこと。
と同時に、あと10日で、あれから一年。
いろいろな想いが入り交じりそうな春への入口ですが、一歩一歩、自分の今いる場所を、確かめ、踏みしめながら、雪融けの路を進んでいきたいなぁと思っています。
そして!
突然ですが、本日より、17日から始まる「
キジブックス×tonico〜やどり木からみえるもの」のイベントへのカウントダウン企画として、「トニ子」ちゃんと「キジたろう」くんの往復書簡
『やどり木つうしん』を始めます!
キジたろうからは、会期中、キジブックスがお届けする予定の本の中からいくつかをピックアップしてご紹介。
対するトニ子ちゃんからは、トニコ関連のアイテムのお話、これまで巡った旅の記録などをちょっとずつ...。
お手紙は、麦小舎とトニコ、それぞれのブログにて更新していきますので、あっちへ飛んで、こっちへ飛んで、、と目まぐるしくなりますが、ふと手の空いたときのお茶請けのような感覚で、覗いてもらえたら嬉しいです。
と、いうわけで、さっそくキジたろうが最初のお手紙を書き上げた模様!
どれどれ、覗いてみることにいたしましょう.....♪
やどり木つうしん vol.01【キジたろう→トニ子】
トニ子ちゃん、こんにちは。
このたびは展示でお世話になります、よろしくね。
会える日が待ちきれなくて、何通か、お届けする本についてのお手紙書くことにしました。
トニ子ちゃんからもお返事もらえたら、うれしいです。
まずは、こんな本を用意してみました。
Kozepkori templomaink
発音...できません。
ハンガリーの中世の教会の写真集です。
表紙のやつもそうだけど、教会といっても、キノコみたいな形やドングリみたいなのや、
もちろん立派な塔のあるやつとか、さまざまなの。
素朴で、土臭い建築が多くて、
一般的にイメージするヨーロッパの教会とは、ひとあじ違う感じ。
旅好きなトニ子ちゃんは、ハンガリーにも行ったこと、ありますか?
ボクはまだ東欧に飛んでいったことはないのだけど、とても気になってるよ。
そして、気になるといえば、海外に行くと、ボクは必ず教会に立ち寄ってしまうんだ。
クリスチャンではないのだけど、教会にいって、賛美歌を聴いたり、
ミサに遭遇してしまったりすると、なんだかしらないけれど「ぷわ~~」と涙腺がゆるんで
懐かしくて、泣きそうになったりするの。
前世では熱心な信者さんだったのかなぁ。おかしいね。
キジたろう より
トニ子ちゃんからのお返事はこちらで!