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2012年 03月 14日
やどり木つうしん vol.07 【キジたろう→トニ子】
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お返事ありがとう。
トニ子ちゃんも裁縫が苦手と知って、なんだか安心しちゃったよ(笑)。
「やどり木からみえるもの」も、いよいよ3日後に迫ってきたね。
今日はいちにち、持っていく本を最終的に見直してみたり、
セロファンでおめかししてあげたり、準備をしてました。
この本は、どんなひとが手にしてくれるのかなーと想像して、
ひとりニヤニヤしたりしてね。怪しいね。
遠足の前みたいにそわそわしているよ。
今回は、絵本もいくつか持っていきます。
絵本は、大人も子供も、男の人も女の人も、みんな好きだものね。
そのなかから1冊。
版画家・山本容子さんの「おこちゃん」です。
おこちゃん、とは、容子さんが「よおこ」から自分のことをそう読んでいたようで、つまり容子さん自身の子供のころのお話。
おこちゃんはものすごいおてんば。
そのおてんばっぷりが、ページいっぱいに、絵と手描き文字で、はみださんばかりに描かれてるの。
おこちゃんのまわりには、とうさんがいて、かあさんがいて、じいちゃんもばあちゃんもいて、とっても賑やか。
それに、いっつもゴローという白い犬がそばにいてね、それがボクんちの「モモ」そっくりで、余計に親しみが湧いちゃうんだ。
ああ、容子さんは、こんなふうに天真爛漫に育ったんだなーと羨ましくなって。
でも、ふっと思い返してみたら、自分もこんなにおてんば・わんぱくな頃があって、まわりにはいつも見守ってくれてた家族がいたなーって、、、
そんなことも思い出して、じわっと懐かしくなって、ムクッと元気が出て来る、そんな絵本です。
トニ子ちゃんもおてんば少女だったのかなぁ!?
絵本はほかにも、こんなのやあんなのや...。
誰かの手にわたって、それがまたお子さんとかの手にわたっていったら、嬉しいなぁと思います。
たくさんの人に見に来てもらえたらいいね。
みなさーん、展示は今週末17日(土)からですよー!
初日はちょっとだけボクもお邪魔しています。
よかったら会いに来てください。
キジたろう
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