葉月の１コマ

今朝はぐっと気温が下がりました。
毎年、お盆を過ぎれば急に秋めいてくる北軽井沢。
今年はずいぶんムシ暑くて、まだまだ夏でイケルんじゃないかと、つい油断していた矢先のこと。
重たげに朝露を乗せた、ツル科の葉っぱ。


今は、日当りのよいところ一面に、フウロソウが咲いています。
梅のような５枚の白い花弁に、よく見ると赤く脈のような模様が入っています。
摘んでも一瞬にして萎れてしまいそうなので、じーっと見るだけに・・・
このほか見られるのは、派手なオレンジのコオニユリ、黄色いキンミズヒキにヨイマチソウ。アステリスクマークが開いているようなウドの白い花。ピンクの萩。シソっぽい小さいピンクの花がちょんちょん付いているのはクルマバナというらしい。
間違って春に刈ってしまったからか、今年はナデシコやツリガネニンジンを見かけません。


忙しさに比例してヤツレ具合がピークに達している相方に、差し入れのお弁当。
といっても、昨夜本人が作ったハンバーグに、目玉焼きを乗っけただけの「ロコモコ丼」。
彼はまだあと１０日以上、お休みがありません。
ヨレヨレ姿を見かけた方は、どうぞ優しい言葉をかけてあげて下さい。


最近読んだ２冊。
川上弘美「古道具　中野商店」（新潮社）　＆　長嶋有「いろんな気持ちが本当の気持ち」（筑摩書房）。
小説とエッセイですが、それぞれ私のツボにグッときました。
この２冊には実は共通点があります。キーワードは「古道具屋さん」。
川上弘美はタイトルから分かるとして、もう１冊は・・・？
答えは近々このページ内でお知らせしたいと思います。
Y嬢へ。いや、これ面白かったよ、有さんたら。悔しいくらい。今度、握手したいって言っといて！