昨日のこと。

ハイ、なぜか長野市に来ています。
初長野市、初長野駅。さすがに暑いです。
汗がじんわり。でも、暑さのせいだけでもなさそうです。

そして、ここはどこでしょう? この殺風景な廊下は。
閑散とした通路を、時折、インカムをつけ、手に書類やビデオテープの束を持った人が走り抜けていきます。
壁に「収録中はお静かに」と書かれたプレートがあったりします。
ん? 収録??

「しばらくこちらでお待ちください」と、ある部屋に案内されました。
扉に「出演者控え室」とあります。
「このあとリハがありますんで。」
そう言われても・・・。ひとりポツンと取り残され、心もとなく、手持ち無沙汰で、なんとなく鏡を覗いてみたりします。
そして。
リハーサル、終了。
続いて、本番、終了。「はい、お疲れさまでした〜。いかがでした?」
いかがでしたと聞かれても。
楽しかったような、不甲斐なかったような、40分あっという間だったような、途中「VTRどーぞ」とキャスターが振ってるのにカメラが切り替わらずにいつまでもモジモジしている私を映し続けていた時は時間が永遠に感じられもしたような、生放送番組も意外と行き当たりばったりに作られていることが分かったような、こっちは素人なんだからもうちょっとコメントしやすい振り方してよね〜とキャスターに秘かに腹がたったような、おでことか鼻とかテカってるんじゃないかって気になっていたような、カメラ目線にすべきかあらぬ方向を見やるべきか最後まで分からなかったような、誰と誰が気づいて見てるのかな〜とぼんやり考えていたような、そんな感じ。
NHKの長野県内の夕方のローカル情報番組「イブニング信州」。
金曜日のコーナーは「週末の達人」。
今週は地元新聞社にお勤めの編集者さんをゲストにお招きして、軽井沢の楽しみ方を紹介してもらいます。
てなことが、昨日、ありました。
済んだことなので、ご報告。
救いは、北軽井沢は「信州」ではなかったこと。
相方ですら、見ようにも見れません。
初生放送でした。
そして、この日、もうひとつ30余年の人生で初めてしたこと。

一度、新幹線の中で、ぷしゅっ、と、ごくっ、と、してみたかったのです。
はぁ。お疲れ。。。
車窓からは、満月がきれいでした。