3連休。
スキーシーズンのピークと、北軽井沢の冬の風物詩「
炎のまつり」も行なわれることもあって、村には久しぶりにニンゲンの気配...(笑)。
わが家にも、弟一家がやってきた。2歳の甥っ子には初めての本格的な雪の世界。
到着前に、雪だるまかかまくらでも作ろうと思ったけれど、雪がサラサラで固まらない。
それなら、と、すでに除雪でこんもり雪山になっているところを均して、叩いて、ソリ台に。
わずか1mちょいの高さだけど、大人が滑ってもけっこうヒュンっとなる。
夕方に到着して、暗くなってから「炎のまつり」会場へ。
毎年行なわれているイベントだけど(お店をオープンした年には
出店もしました!)、最近は寒いことを理由に足が遠のいていた。お客さんが来てくれるのは出かけるキッカケになってちょうどよい。
着いたのは打ち上げ花火が始まる数分前。雪野原にはもう松明ロウソクがユラユラ(4000本あるそうです)。お客さんも毎年かなり集まってくる。
真冬の花火は珍しいし、空気も凛としているから余計にきれい。
(でも意外と風がありすぎてもなさすぎてもダメだったり、条件が厳しいようなのだけど、昨日はばっちりの好条件。消防団のおじさんも「今年はきれいだなあ」と独り言を言っていた。)
オリオン座に重なるように、カラフルな火の粉が頭上で飛び散る。
初めて間近に見る花火に泣くかな、と思った甥っ子も、ぽかんと放心したように凝視していた。
しかし、なにしろ、寒い。昨夜はマイナス15℃くらいだったか。
30分足らずの滞在で、あわてて退散。
うちに帰って、用意しておいた餃子を焼いて、ビールで乾杯。甥っ子は大好物のモズクをペロリ。
翌日も素晴らしい冬晴れ。今日は雪遊びをする日。
ホテルで一泊した3人がもう一度やってきて、まずは手づくりソリ台でひと滑り。
実は昨日、夕方着くなりオトナの都合で無理やり滑らせたら怖がってガン泣き。(そりゃそうだ、訳もわからず寝ぼけたまま見知らぬ場所でいきなりソリに載せられるなんて!)
今朝ははにかみながら滑ってもらえました!喜ぶ伯母・伯父。(ホッとする両親、笑)
ウォーンミングアップしたところで、本番会場、浅間牧場へ。
スキー場に行くにはまだちょっと早いかな、という同じような家族連れで結構混雑している。
冬の間、浅間牧場には「
浅間高原スノーシュー天国aspara」がオープンしていて、スノーシューやソリのレンタル、スノーシューツアーのガイドなども申し込める。
ハイテクなソリ各種にも惹かれたけれど、まずは手持ちのアナログそりを抱えて高台へ。
何本か大人が滑ってみせて、「やる?」と聞くと、首を横に振る甥っ子。
たしかに、かなり加速がついて、大人でもワーワーキャーキャースリル満点。それを見てすっかり怖じ気づいてしまったらしい。
「父子でソリ遊び!」の絵を思い描いていた弟は、何度も「やってみようか!」と誘いをかけたけれど、頑に拒否(笑)。仕方ないね、来シーズンのお楽しみに。
開き直って、大人たちが代わる代わる乗り変わっては大はしゃぎ。
青と白、2色の世界。正面にはくっきり間近にそびえる雪の浅間山。
あの風を切るスピード、もうちょっとで制御きかなくなってヤバいかも、というギリギリの感覚...、久しぶりで、楽しい!
見晴し台で水筒に入った熱い紅茶とお菓子でひと休み。
甥っ子は、斜面を降りてきてから雪に夢中になり始め、かまくらに入ったり、雪玉運び(投げ、ではなく)をしてご満悦。
ま、彼には彼の楽しみ方がある。結果オーライ。
おかげで、私たちはすっかり楽しませてもらったよ!
初めての花火。初めてのソリ遊び。憶えていてくれるかな。
また来冬も遊ぼうね!
じいちゃんより(←なぜかそう呼ばれている...)
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諏訪で開催中の「くらもと古本市」は明日が最終日。
期間中、お立ち寄りいただいた皆さん、ありがとうございます。
明日は夕方、撤収へ。その前に一度行ってみたかった岡谷の「
イルフ童画館」へ行ってみようかな。
企画展「版画家の眼 川上澄生と武井武雄」が見たいです。
(ウワサによると、この連休中、入館料が無料らしいですよ。)