昨日は、日中でもマイナス10℃どまり。
北風も強く、体感温度はさらに低く。
百々の散歩からガチガチに震えて戻って来た相方によれば、感覚的にはこの冬いちばんの寒さではないかと。(わたしは一歩も外に出なかったのでわかりません...^^;)
寒い、寒い...といったところでどうにもならず、と、この頃ではあえて触れていませんが、この冬の神経を逆撫でするほどの寒さは、相変わらず続いています。
2月も半ば。今が底だと自分たちに言い聞かせ、励ましてはいますが、いちにち灰色の雪雲に覆われ、冷たい風が吹雪くような日には、なんともいえない無気力感に襲われます。
こういうのを「冬季鬱」というんだって、と、昨日相方に教わりました。
名前はどうあれ、雪国に暮らす者にとっては、多かれ少なかれ経験のあることでしょう。
今冬は11月の半ばにはすっかり冬の装い。そこからおよそ3ヶ月。
そろそろ一面真っ白の風景にも、雪と寒さに身動きならず閉込められる日々にも辟易。
春の兆しを実際に目の当たりにできるのはまだ2ヶ月近く先のこと。
とはいえ、今日のように寒さが緩んで、つららの長さが短くなるような日もあって。
これからは冷えて緩んでの差がぐっと大きくなってくるのでしょう。
これから冬の終盤は、よそから聞こえてくる春来たるの噂とのギャップにギリギリ歯噛みすることになるのですが、ここまできたらもうひとふんばり。
抗っても仕方ないことなので、もう少しぼんやりと省エネ生活に勤しみ、いざ行くぞ!という瞬間に草木と一緒に爆発できるよう、秘かな準備体操は始めておくとしますか。
すっかり見慣れ過ぎて更新を怠っておりましたので、近頃の北軽井沢がどんな風景かと言いますと...

うちの目の前の四つ辻。除雪車が寄せた雪がこんもりして、車で出るとき左右がほとんど見えません。

哀れにも、ウエストより下がすっぽり埋もれてしまった入口看板。春前に作りかえなくちゃ。

庭からその向こうは、砂丘ならぬ雪丘がどこまでも続きます。目の届く限り真っ白で、この雪がいつかすべてそっくり融ける日が来るなんて、今は信じられません...。