【9月の予定】
9/7(土)8(日):夏休み(臨時休業)
9/28(土):「榛名ルーツフェス」に出店のため店舗はお休み
9/29(日):お茶のみの営業
その他の土日祝は通常通りオープンします。
*9/14〜23:諏訪で行われる「
第2回くらもと古本市」に出店します。
気がつけば8月も最終日。
北軽井沢なのに暑いなあ暑いなあとバテバテしつつ、畑仕事に、お盆の営業に、取材などのお仕事に奔走しているうちに、ほんとうにあっという間にこの夏も過ぎていきました。
ただでさえ短い夏を大切にと毎年思うのですが、なかなかその域に達することができず。
今は軽い敗北感?(笑)と、なんとか無事に夏を乗り切ったことの安堵感で放心している最中です。
そうこうするうちに、秋の一大イベント「
BOOK-NiCK in Kitakaruizawa 」も近づいてきました。
これからひと月余りはほぼそちらにかかりきりになりそうです。
ブックニックについてお知らせしたいこともたくさんあるのですが、今日は、その1週前に行われる「榛名ツールフェス」について少しご紹介を。
私たちも古本ブースとして参加させてもらう「榛名ルーツフェス」は、9月の最終週末に「榛名湖オートキャンプ場」で開催されます。
今年初開催なのでまだ聞き慣れない方も多いと思いますが、実はすごくスペシャルなイベントなのです!
アイリッシュミュージックを中心とする、国内や海外で個々に活躍中のバンド、グループ、ソロアーティストら12組が、この群馬の山奥(!)に大集合。
地元群馬の個人商店20組弱がフードや雑貨などで脇を盛り上げる、一日、音楽まみれ、美味しいものまみれ、笑顔まみれのイベントです!
これだけの才能豊かなアーティストたちが一同に揃うことは、東京や他の都市でも滅多にないことではないかしら。
もともとアイリッシュやケルトの音楽になぜか惹かれ、20代の頃から洋楽のひとつとして聴いてはきたのですが、その愉しさにあらためて近づいたのは、私の場合「ジョンジョンフェスティバル」の音楽に出会ってからのことでした。
当時まだデビューして間もない彼ら、技術的な難しいことはわかりませんが、とにかくその音楽に乗せて弾けるような躍動感とリズム、頭より先に身体が反応して、手拍子を打ち、足を踏み鳴らし、最後には飛び跳ねてしまうような音楽とひとつになる歓びを感じたのは久しぶりでした。
「こんなに楽しい音楽があるよ!」と知ってもらいたくて、その後、麦小舎でも何度かライブを行いました。いまや私たちのまわりはJJFの虜だらけ!
JJFを通じて、ほかにも魅力的なアイリッシュミュージシャンがたくさんいることを教えてもらい、ここ数年で新しい音楽の愉しみがぐーんと広がりました。
そんなミュージシャンたちがこの秋、榛名に集まってくれるのです。
1組ずつのライブで鳥肌モノなのに、それが10倍以上に広がるなんて!
フェスというと、音楽に詳しいコアなファンたちが集まり、内輪で盛り上がるコアなイベントのような気がして、実はわたしもちょっと苦手だなと引いてしまう一人。
でも「榛名ルーツフェス」に関して、その心配はありません。
アイリッシュミュージックや、それぞれのバンドのことをよく知らなくても、いえ、逆によく知らない人にこそ、思い切って足を踏み入れてほしいと思います。騙されたと思って!
うまく分析なんてできないのですが、彼らの奏でる音楽には、なにか人と音楽を繋げて来た「根源的なもの」(まさに“ルーツ”ですね)なものがあるような気がして。
それは歓びもそうだし、なかには哀しみや切なさも混じっているかもしれません。
だから、知識や情報なんてなにもなくたって、誰の胸にもすっと入って来て、染み込んでしまうのです。性別も、年代も、国籍も関係なく。
何かといえばすぐに「情報」から入り、情報を知ったことで「理解」したように思ってしまう、今どきの私たちの日常。
そうして空っぽのままふくらんでしまった頭と、目に見えない何かにがんじがらめになってるような気持ちに、ガツンと一撃。そんなものどこかに吹き飛んでしまう衝撃の体験(おおげさだけど本当に!)が待っているはずです。
主催者でもないのに暑苦しく語ってしまいましたが、これは心からお薦めできるイベント。
私たちも出店なんてそっちのけ(!)で弾けているに違いありません(特にそんな自分が容易に想像できます...)
前売りチケット(入場チケット/駐車場チケット)は、麦小舎でも販売しています。
キャンプ宿泊するもよし、日帰りでも十分東京からの往復も可能です。
詳しい情報は【
オフィシャルHP】をご確認ください。
そのようなわけで、9月最後の週末は榛名で、10月最初の週末は北軽井沢の「ブックニック」で、お会いしましょう!!!