台風が過ぎた木曜日。
お山のてっぺんの雲が晴れたら、うっすらと雪帽子。
去年の浅間山の初冠雪から10日も早い。
草津白根のほうは遠目にもしっかり白々と。
村の人が「今年の冬は早いぞー」と言っていた。噂は本当のよう。
いやいや、まだまだ秋は終わっちゃいません。
大好きな秋にこんな簡単に過ぎ去ってもらっては困ります。
イベントも終わって、さあ今年の秋を楽しむぞと意気揚々としているのに、
晴れの日には風が強くて、舞い散る落ち葉にハラハラし、
そうかと思えば台風や雨つづきで、森はグレーに沈んだまま。
秋が...、秋が...と覚束なく彷徨っているうちに、気づけば冬、という
結局は毎年のパターンを繰り返してしまいそう。
色づきも、なんとなく中途半端なところで止ってしまい。
もう一場面、ガラッと変わってくれないかしら。
室内では、すっかりストーブとコタツが大きな顔をし始めました。
ここから半年、また世話になりつづけるのかと思うと、ありがたいやら悔しいやら。
お祭りも過ぎて、いつもの静けさを取り戻した日常の麦小舎。
サンルームの一画で、ミニ展示『PomPom展』が始まりました。
「
PomPom(ポムポム)」は、松本を中心に物づくりをする6人の女子アーティストによるユニット。
陶器、服飾、写真、ペーパーワーク、木と羊毛、絵。
個々の活動の傍ら、ポムポムとして集まってイベントをしたり、zineや冊子を作ってみたり。
チームというほど強い結束ではなく、仲良しが集まってお茶しながらお喋りをするような雰囲気(今で言えば「女子会」というやつ?)のまま作品を持ち寄ったり一緒に作ったり。
その女子校の文化祭の延長みたいな、楽しくて可愛くてキュンとしちゃうポムポムワールドは、見る人までつられて楽しい気分にさせてくれます。
今回、それぞれの作品から少しずつですが、お借りして並べてみました。
11月末の小屋じまいの日まで開催中ですので、どうぞ覗いてみてください。
(個人的にひと目惚れしたネコちゃんガーランドはやっぱり人気!残りお一つデス。)
松本つながりで...
「
tonico」で始まった企画展『読書の時間』へは、キジブックスからも数冊、本を送り込ませてもらいました。
お気に入りの本にコメントをつけて、というリクエストだったので、キジブックスとしてというよりも、個人的に愛着ある本ばかりを選びました。
以前、「
やどり木からみえるもの」でも人気だったということで、「
トロワブレンド」をぜひとも!とオーダーをもらい(ありがたや!)、こちらも10セットほど。
賞味期限はありませんが、気になる“ブレンド”はお早めにお選びください!
(予告:本の出張といえば、11月半ばには毎年恒例の“あの場所”での一日限りの展示販売もあります!)