2月8日。関東で何十年ぶりとされる大雪。
北軽井沢では、一冬に何回かあるドカ雪のレベルでしたが、ふだん見ない東京などの雪景色をテレビで見たせいか、少しテンションが上がってしまいました。
積雪量は60cmくらい。1日に積もる量としては、やっぱり珍しい。
降り始めてしばらくの頃、サンルームの屋根の雪下ろしへ。
一夜明けて。
前日のうちに3〜4回掻いておいたので、玄関前や車が埋もれるほどにはならなかったけれど、何も手をつけていないところは太腿から腰の高さ。
家のアプローチは人力でがんばるものの、その前の公道は除雪車が来てくれないことには車が出せない。
午前中、しばらく待っても来てくれないので、仕方なし、手で掘り進めていたら、遠くから待ち兼ねたガーガーという音。
四つ辻まで匍匐前進し、難破船の漂流者のように「お〜い、ここだよ〜〜」と手を振ったら、「OK、任せとけ!」と目で合図があり、そのあと一気にゴゴゴゴーと雪をかき分け、道を作ってくれました。
あぁ、重機の力はすばらしい。こういう日は一家に1台、ユンボがあればなあと思います。
家の前の道。除雪車到着前。
いったん土の地面が見え始めていた小屋のまわりの風景も、また一面、真っ白なお布団を広げたような長めに逆戻り。
次にこの布団がめくれるのは、いつになることやら。。
ほんとうならこの週末は、お義父さんの法事のため、福島に帰省する予定でした。
土曜日の朝まで様子を見ましたが、以前も同じ頃、里帰りの道中、寒波にはまって高速で立ち往生した経験もあり、見合わせることに。(雪男はお義父さんなのか!?)
今回も出かけていたら、百々の犬小屋は雪の重みでぺしゃんこになって(ここも2度雪下ろしをしました)、帰って来ても家に入れなかったかも。
法要の時刻にあわせて、北に向かって静かに合掌。あらためてお墓参りに帰ります。ごめんなさい。
一時期、寒さもひと休みしていて、寒波は来たけれど雪に気をとられているうちに、またここに来て寒の戻り。
今朝はマイナス19℃。夜中、ボイラーが凍ってしまって、朝はお湯が出ませんでした。
もう寒いのはウンザリだよーーーー、と、叫びながら車を走らせていたら、目の前の雪原の向こうに浅間山。
お色直しをして、青空のもといっそう優美に。
叫ぶのも忘れて、やっぱり見とれてしまいます。
心なしか、同じ白い姿でも、全体的なラインが冬の初めの頃に較べて柔らかくも見えるような。(願望による思い込みが8割だとは思いますが...)
あと何回叫べば、春が来るのかな。
もうひと月、いや、ふた月は、真っ白な浅間に、見とれたり、八つ当たりしたりしながら、過ごすことになりそうです。
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今日のオマケ。
かまくら猫。