
竹富島3日目。
人によっては「どうしてなんにもない竹富で3日も?!」と驚かれるかもしれませんが、私たちのこの島での目的は、今日のこの日のために、あるのです。
とにかく、なぁ〜んにもしないこと。
途中、お昼と、かき氷を食べたのと、焼き物の工房を訪れた以外は、ひたすら浜辺でぼんやりしてました。
迷いながら持って行った本もここで読破。
ヤドカリがびっくりするくらいいっぱい。大きいのからちっちゃいのまで、一生分くらいのヤドカリを見ました。
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焼き物のお店「アトリエ五香屋」さん。
灰釉やコバルト釉で、沖縄独特のデイゴや魚などの模様が描かれた器たちがかわいい。
作り手の水野さんは、横浜生まれ。10年ほど前に竹富に移り住んだ方です。
奥さまが撮った写真を使ったポストカードも、島のあちこちで売られていました。
近々、代官山などでも、陶器の個展をするそう。機会があったら覗いてみてください。
湯のみを2つとミルクピッチャー、風鈴、お土産ように布製のコースターを買いました。
アトリエ五香屋
住所:竹富町字竹富657
TEL:0980-85-2833
http://www.geocities.jp/gokouya/
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海の青さにも見慣れてきてしまったので、ここで、すこしノスタルジックな雰囲気で、竹富島を見納めください。。。
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最後の夜。
相方は民宿のおかあさんにお願いして三線を貸してもらい、ぴりんぴりん、と弾いてみました。
弦は3本。ギターよりも簡単そうな気がしますが、やはりいきなりは難しい。
通りすがりの島のお兄さんが、見かねて「どれ、貸してみぃ」と、お手本を見せてくれました。
三線を弾く時の島の人の姿勢が美しい。すくっとまっすぐ立って、背筋をただして、きちんと弾く。決してぞんざいに扱わない。
島の人にも、土壌にも、積み重ねた珊瑚のひとつひとつにまで、唄が染み込んでいるような気がします。
次に来るときには、My三線を携えて、もう少しマシに弾けるようになっていることを、相方は秘かに心に誓ったようでした。