6月5日に梅雨入りしてからというもの、北軽井沢でも丸一週間雨続き。
しとしと、ざあざあ、ときにはゴロピカざぶざぶ。
よくもまあこれだけ降るなあという毎日。
雨があがってみれば、庭の樹々は一気に密林化。
まだ私の頭のなかでは雪景色の残像が消えないままなのですが(トラウマになってます)、見える景色はすっかり新緑から深緑に。
植物の勢いと一緒に巡る山小屋暮らし。
ニンゲンたちの毎日も俄に目まぐるしくなり、今年も美しいシーズンは倍速のスピードで過ぎ去っていきそうです。
このあたりでひと息。近況報告を。
■「ブックカーニバル in カマクラ」ご報告:
6月8日に行なわれた「ブックカーニバル in カマクラ」の一箱古本市は、雨混じりのお天気だったにも関わらず、たくさんのお客さまで大盛況。
私たちも慌ただしく日帰りでの出張でしたが、出店者さんやお客さまとワイワイ楽しく過ごしてきました。
北軽井沢のお店にもいらしてくださる方々、こちらへはなかなか来られないけれど気になっていてと覗きにきてくださった方々、どうもありがとうございました!
はるばる山を降りてのちょっぴり不安もあった初参加でしたが、短い時間にぎゅっとたくさんの出逢いや本を通じたやりとりがあって、良い経験をさせて頂きました。
誘ってくださった主催者の「books moblo」荘田さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
「一箱」の形式が初めてだったため、色々と雑多に詰め込みすぎてしまい、本来の「個性で勝負!」というスタイルから少し外れてしまったことは反省点。
また次なる機会には、一箱ファンをうっと唸らせるようなラインナップで挑戦できたらいいなあと思っています。
それにしても、来場のお客さまの数にはびっくり。普段から本がお好きな方も多く。
鎌倉という土地の持つ吸引力には、同じ本のイベントを企画する立場としては、内心羨ましい思いも隠せません!
私たちも、秋の「ブックニック」に向けて、おおいに刺激を受け、同時にやっとお尻に火がつきました。(いつも準備を始めるのにノンビリしてしまって。)
鎌倉に負けじとがんばらなくては!
「ブックニック」は今年も10月初旬の開催予定です。初夏は鎌倉、秋は北軽井沢と、ぜひ憶えておいてくださいませ!
■メディア掲載のお知らせ:
2週間ほど前になりますが、“ほしい未来”をつくるためのヒントを共有するウェブマガジン「greenz」にて、麦小舎での暮らしのことを紹介して頂きました。
「思い通りにいかない」が暮らしをつくる。
山を暦代わりにした暮らしを実践するカフェ「麦小舍」[暮らしのものさし]
彼女自身がしばらく軽井沢に暮らしていた時にお知り合いになったライターFさんが、誇張のないシンプルな文章で、丁寧に書いて下さっています。
「greenz」と言えば、私も以前からチェックをしていましたが、エコロジカルだったり、高い志しがあって日々の生活を送る方たちをクローズアップしている記事が多いので、お話をもらったときは、なんとなく成り行きで(!)暮らしているような私たちが取り上げられていいものかと。(掲載後の今も同じ気持ちです、笑)
実際に読んで頂ければ、さらに「成り行きというより、単なるナマケモノじゃん!」と突っ込みが入ってしまいそうな...。
ただ、「自然のなかでの暮らし」というテーマにおいて、今、私たちが答えられることはとにかく、自然には逆らわない(逆らえない)というのが正直な唯一の回答なので、その意味ではありのままをお伝えしてみました。
役に立つものではないかもしれませんが、「ふうん、そんなものか」と読んでもらえたら嬉しいです。