ドローイング展「ON THE GROUND」(麦小舎場所!)は、先週末に終了。
会期中にいらしてくださった方には、ありがとうございました。
そもそも、きちんと絵を飾って見せるのは初めてのこと。
それらしい場所でも環境でもなく、大丈夫なんだろうかと心配もありましたが、亜希子さんの協力もあり、なにげなく無造作な感じの在り方が、場所にも、絵にも、自分たちにもしっくりときて、楽しい機会となりました。
連休中には、亜希子さんもたくさんのパンを抱えて、泊まりがけでやってきてくれて、いらしたお客さんと(何も知らずにたまたま来られた方も多かったのですが)絵やパンのこと、山のことをお話ししたり、あとはひたすらスケッチに没頭していたけれど、そんな風景もまた麦小舎にひとつの大切な記憶を残してくれました。
今は、もう絵は次なる会場(富士吉田のゲストハウスSARUYAさん)へ。
ちょっぴり寂しくスースーしちゃいますが、ちょっと物足りなかったくらいがきっとちょうどいいのです。
このあとは、SARUYA、北杜市のギャラリー「chemin du bonneur」、鎌倉の古書店「books moblo」と巡回し、それぞれの個性的な場所でまた違った見せ方がなされるはず。
機会があれば、各所へもお出かけください。
今週末の日曜日、SARUYAでは、展示に絡めたトークイベントも行なわれます。私もお邪魔する予定。楽しみです。
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そうして、展示の終了とともに、9月も終わろうとしています。
展示関連のことや、日常のドタバタはいつも通りなのだけど、なんだか今年の9月は比較的ゆっくり穏やかに、秋の始まりの日々を過ごせているな… と思ったら、毎年この時期に行なってきたイベント「BOOK-NiCK」を今年はお休みさせてもらっていたからなのでした。
この夏以降の私たちの生活の変化に伴い、今年はいったん開催は見合わせ。
お問合せもいくつか頂くなど、楽しみにしてくださっていた方には申し訳ありません。
また来季以降、体制を整えて復活できたらいいなと思っています。
ほんとうならば、10月第一週にあたる今週末にも開催を控え、ここ数年は8月も下旬くらいからは手も頭もイベントのことでいっぱいいっぱい!
いつの間に夏が終わって秋が来たのかも気づかないくらいに、キリキリ、どきどき、てんやわんや。
でも、ホンネを言えば、北軽井沢の9月は、ほかより一足早くやってくる秋の足音__紅葉の始まりや、秋の草花や、木の実にキノコ、高い空、ふたたびくっきりとした輪郭が戻ってきた山々の景色など__があちらこちらに聞こえる、大好きな気持ちのいい季節。
今年は、そんなわけで、4年ぶり?5年ぶりくらいに、スコーンっと手放しで身の回りの「秋到来」を、季節の速さそのままに実感できていて、毎日眺める景色がとても新鮮に映ります。
たまには、こんな秋もあってもいいかもしれません… 。
(スコーンっ、と伸び伸びしすぎて、この日記への記録も忘れていたので、これからちびちび、大好きな浅間山麓の秋いろいろを、載せていきますね!)
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2週間くらい前。台風明けの青空と、夏ハゼの紅葉。
今年は早くから山葡萄の実がたくさん。モモの大好物なので、散歩中にちょくちょく失敬。
栗ももれなく大豊作。しかし相変わらず小さな山栗なので、剥く労力を思うとなかなか…
近所の牧草地がくるくる刈り取られるのを見学中。
場所によっては、もうこんなに。