オットYの休みがほぼ週1、日曜日のみとなってしまい、前のように家まわりのことをあれこれお願いできなくなってしまった。
これまでは、冬の間、毎年のように、なにやら増築工事をやってきたけれど(風呂焚き小屋、ツリーデッキ、物置小屋(現古本小屋)、そしてサンルームなど)、この先しばらくは大きな工事は難しそう。
思い描くことはいろいろあれど、それもまあ仕方ない。これまでいろいろやれてこれただけラッキーだったのだから。
とは言っても、休日だからと完全にサボれない性分。
先日、珍しく晴れた日曜日。
庭の雪もほとんど融けてくれたので、家庭内木こりが出動!
仕事でも伐採、休みの日も伐採では、飽きないの?と思うが、作業自体はほんとに好きなようで。
チェーンソーの扱いなども、だいぶ思う様にやれるようになってきて、色々試してみたくもあるんだろう。
まずは、以前からもうだいぶ弱って傾いていて、葉が庭にかかって夏場は暗くなってしまうミズナラの枝落とし。
長梯子を立てかけてもギリギリの高さを、どうするのかなーと思って見ていたら、チェーンソーを左手一本で持って、なんなく落とす。
おー、なかなかやるじゃん!
私も負けておれん、と、もう一台の軽い方のチェーンソーで、玉切り担当。
枝といってもまあまあの太さがあるので、根元のほうを切るのはけっこうたいへん。
途中、近所のおばあちゃんが散歩がてら覗きに来て「へえ〜、すごいねえ〜」なんて褒めるので、調子に乗ってやめられなくなってしまった!
一本分切ったら、振動で腕がブルブルに。
一人前の木こりへの道は遠い… 。
その間、Yは、家のすぐ隣にあって、これも伸び過ぎて屋根にかかってしまっているミズキに挑戦。
根元が二股に分かれているうちの1本だけ切りたいのだが、方向によっては、家に当たったり、庭に植えた花木を直撃したりしてしまう。
狙えるのはほんのわずかな角度。
倒したい方向にまず切り込みを入れて、反対側から少しずつ歯を入れていく。
ゆっくり傾き始めた幹が、ミシミシ、バリバリっという音を立てて、ドサッと倒れ落ちる。
おっとっと!大事なヒメシャラまでの距離、ほんの数センチっ!
あ、危なかったんじゃない…?というと、ちょっと狙いがずれた、とのこと。
ふむ、まだまだ過信はできぬな…… (笑)。
(Yの名誉のため、位置・角度的にとっても難しいケースだったことを、付け加えておきますが!)
倒れたミズキの切り口は、今がいちばん水分のない時期にも関わらず、しっとりと濡れている。
これが水あげしている夏前などだと、オレンジの樹液がポタポタ溢れ出す、名前のとおり、水の木。
Yたちには笑われてしまいそうだけど、生きていることを示す湿り具合や、倒れるときの悲鳴のようなバキバキ音を聞くと、なんとなくそわそわ、モジモジしてしまう。
きちんと薪にして、ありがたく使わせてもらうから。
ミズキは、繊維がまっすぐで柔らかいので、切った直後でもさくさく割れる。
よく乾かして、来冬以降の蓄えにする。
これ以外にも、細かい雑木をいくつか伐採したので、この夏はいつもより鬱蒼とはならないんじゃないかな。
花を植えられる場所も増えたら、嬉しい。
あまりのポカポカ陽気に、もしや、と雪の融けた花壇を覗いたら、もうチューリップの芽が覗いてる!
この場所にしては早すぎる。今週これからの寒さで凍ってしまわなければいいけれど…。