朝、普段通りに出勤。
仕事中の出来事。
トラックの荷台から飛び降りた拍子に、
軽いギックリ腰になってしまいました。
原因は、雪に埋もれた地面の高さの読み違え。
ここだろうと思っていた所よりも全然高く、
気付いた時にはすでに遅かったです。
ギックリ腰は高校生の時以来。
その時は、温泉のバイト中に片付けようとして
持ち上げた布団が予想より軽く、腰が抜けた感じに。
案外大した事じゃないのに、腰ってモロいものです。
さてさて、午後は大事をとって半休。
これといって、何も出来ないので久しぶりに読書でも。

オリヴィエ・フェルミという人の「凍れる河」という本。
ザンスカールというインド(チベットに近い)の山奥の村のお話。
標高3500m、八ヶ月以上は氷の世界で
真冬はマイナス30℃以下になる場所。
冬の間の食料の確保、学校などのために
下の村まで歩いて降りていくんです。
ところが、道と呼べるのは真冬に川が凍って出来るチャダルという道。
南極のような天候のなか、
3、4日かけてこのチャダルを歩く旅にでるのです。
ダライ・ラマ14世も真冬に、この村付近を通ってインドに亡命した場所。
(スコセッシの「クンドゥン」という映画を観るとわかりやすいです。)
標高1150m、真冬はマイナス20℃の北軽井沢。
こういう場所に比べれば、とても住みやすい場所なんでしょうね。
久しぶりにのんびりな昼下がり。
(by kuromame)