ワーグナーで窓拭き。

昨日で仕事納め。今年も一年、がんばりました。
こちらに移住して、のんびりスローライフを楽しむはずが、実際は、次から次と目の前に押し寄せてくる締切をどうにかこうにか乗り越えたり交わしたりしているうちに、気付けば1年が過ぎようとしています。
その間にも、↓で相方も振り返っているように、春には籍を入れ、秋には遅ればせながらのハネムーンにも行ける事ができたし、メモリアルな年でもありました。
「奥さん」になってからも、外見も、中身も、生活スタイルも、まったく「奥さん」らしい変化は何もなく、引き続き、おうちこのこともすべて相方におんぶに抱っこの毎日.....
来年は、もう少し「奥さん」らしい風格と落ち着きと気品（？）を醸し出せるよう、努力したいです。
どうか長い目でひとつ、お願いします.....（祈）。

仕事からしばし解放された悦びからか、今朝はとんでもない時間に起床。（早朝から寒風のなか働いている相方には口が裂けても言えないような時間...）
その罪悪感から、一発奮起、家中のガラス窓拭きに専念。
うちの窓はすべて木製の桟の格子タイプで、一気にガガガーっといけずに、一枚一枚ちまちまと磨くので、手間がかかります。
好みとする作業ではないため、気分を盛り上げるべく、カラヤンによるワーグナーの管弦楽を大音量で。
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」で、くるくる回って踊って勢いをつけて、やがて「タンホイザー」の合唱をバックに、拭き終えた窓を眺めると、自分が壮大な一大事業を為し終えたかのような錯覚に浸れて、気分爽快（笑）。
うん、やっぱり窓がクリアになると、気持ちも晴れ晴れするものです。

窓拭きのあとは、BGMも心鎮まるフォーレの「レクイエム」などにして、編み物の続きとジンジャークッキーを焼く。
編み物は、プレゼント用に大作のモヘアのショールに挑戦中。今まさに中盤。
ジンジャークッキーは、八ヶ岳のリゾナーレにある北欧雑貨の店で買ったネコのクッキー型で抜いてみる。

焼いてみたら首がない！
尻尾も何度も手術でつなげた.....。

来年は、お菓子の上手な「奥さん」を目指そう。