
じゃじや〜ん! 我が家にもクッキングストーブ登場〜〜☆
と、言いたいとこだけど、残念ながら、ウソです。ごめんなさい。
ココは、相方の勤め先の
キャンプ場に、この春新しくできたカントリーキャピンの一室。
なんとも豪華なストーブが設置されたと聞き、お友達家族が宿泊するのに便乗して、中を覗かせてもらうことに。
そこは、まさに、インガルス一家の「大草原の小さな家」の世界。
お父さんの捕まえてきた野うさぎの丸焼きや、貴重な保存食の塩漬け豚の煮込み、お母さん特製のとうもろこしのパンなど、物語を読みながら憧れたお料理の数々が、ぴったり似合っちゃう感じ。
(余談になりますが、子供の頃、NHKでやっていたドラマ版『大草原の小さな家』が、大好きで大好きで、欠かさず観てました。
草原の急斜面を駆け下りてくるオープニングの映像、いまだに鮮明に覚えてるなぁ。唄も唄えます(笑)
くるくる長髪のお父さんが、なにしろカッコいい。
田舎暮らしを憧れた原点には、間違いなく、あのドラマがあったと思います。
懐かしい、また観たい〜♪)
こじんまりしたログの室内に、「どーだ」とばかりに置かれたソレは、圧倒的な存在感を放ち、「土間に釜戸」をルーツとし、いまやそれさえも扱いかねる、モダンジャパニーズの私たちは、一瞬その迫力にたじろいでしまうほど。
しかし、このログ建設にあたって、建築担当のリーダーI氏が「どうしても!」と頑張ったというだけあって、カタチもデザインも美しく、こんなのがおうちにあったら、どんなにお料理が楽しくなっちゃうんだろう〜♪と、夢も膨らみます。
諸々の事情により、実際に家に備えつけられる人は、ごく一部に限られてしまうだろうから、キャンプを兼ねて体験できるというのは、なかなか面白いと思う。
今日のホストのファミリー。コヤツを前にしても、ひるむことなく、ピザにラザニア、グラタン、、と、最大限に活かしきっていて、あっぱれ!
なかでも、最高に美味しかったのが、コレ。メインディッシュの「鯛の塩釜焼き」ちゃん!

コテコテに塩で固められた鯛が、オーブン部分へ投入される。
ここで、「あ、塩、もったいない」なんて呟いてしまうのは無粋。
卵白と一緒に塩をモミモミする作業が、手に滲みて結構重労働らしい。

薪の火加減を調整しながら、約30分。
塩釜部分にうっすらと焼き色がついたのを見計らって取り出し、みんなでガンガン割る。
ほんとは木槌みたいなのでやるのかな。(CMではそうだったよね。)
今日は薪の木っ端で代替。意外と固い。

わぁ〜い♪ 中から、なんともいえない芳香と共に、ふわっふわの鯛のまるまるが登場!
待ち構えたお箸が、容赦なく鯛にむかって、突撃!
んんん〜〜〜〜っ、ウマ〜〜〜〜い!!!
お塩の中で蒸された鯛は、旨味がどこにも逃げてなくて、しっとりふわふわ。
この場に彦摩呂がいたならば「うぉ〜っ、これは、鯛の最高級羽毛布団やぁぁぁ〜〜」(←突っ込み不可。)とでも、叫んだことだろう。
いや、マジで、ホントに美味しかったッス。
ありがとう、Yファミリー☆
ありがとう、クッキングストーブをゴリ押ししたIさん☆☆
そして、(ちょっとズレるけど)お誕生日おめでとう!Yちゃん☆☆☆
ログキャビン建設には、うちの相方もお手伝い。
作られる過程や、中身については、
コチラをご覧あれ。
相方が仕事でお世話になっている、逞しき山男である諸先輩のお顔も見られます(笑)。