春の到来、麦の受難。

朝、起きても、「身を切るような寒さ」というのは、気付けばなくなっている。
（１ヶ月前は、あらかじめ早起きの相方に部屋を暖めてもらわなければ、布団から這い出すことができなかった。）


灯油のストーブも、まだまだ欲しい晩もあるけど、思いきって消してみても、平気だったりする。
（1ヶ月前は、小さな灯油ストーブの前に、ふたりと1匹が押し合いへし合い、場所取りの戦いの日々。）


雪、ではなく、雨が、降る。
（雨の匂い、懐かしい。でも、アプローチのぬかるみはひどくなるばかり。）


コタツ、ではなく、カバーのかかったテーブル、になる。
（麦が不満気な顔をするので、つい点けちゃったけど。）


昨日ははじめてウグイスが啼いた。キジが思いがけない近さでケーンとおたける。
（1ヶ月前は、生きてるものの気配がなかった。）


周囲が、GWに向けて、そわそわし始める。
（遊びの予定ではなく、さあ、ようやくお仕事開始、という意味で。）


麦の毛が短い「夏仕様」に生え変わり、相方のヘアスタイルもドングリみたいになった。

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北軽井沢にも、春が近づいている。

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【おまけ】
〜お外に出してもらうために、あの手この手を試してみる、近頃の麦さん〜


したくもない「お手」にも、しぶしぶ付合う。



お買い物袋に潜んでみる。



「わぁ〜、麦さん、変な顔〜〜♪」という、ネコとして最大の屈辱である、飼い主の余興にも、ひたすら耐える。