朝いちばん。
開店と同時に来てくれたお客さんが、「今、道ばたにこーんな(両手いっぱいに広げて)大きな鳥がいたよ」と教えてくれる。
キジではないらしい。鷹かな、トンビかな。
この時期、上空から小さなネズミを狙い定めて急降下して、くわえて飛んで行ったりする。
たまに、犬や猫まで運ばれちゃうという。
珍しく午前中からお客さんがポツポツ続いてくれて嬉しい。
なので、お昼は慌ただしくおそば。
【今日のマカナイ.....ざるそば】
友人夫妻が、そのまた友人カップルと一緒にやってくる。
ムービーカメラで、お店の紹介ショートムービーを撮ってくれるという。
コンセプトは「火曜サスペンス風」に。(なぜに?!)
ワタシたちはそのまま「店員」の役。
犯人の疑いをかけられるが、最後はハッピーエンドでミュージカル風(???)。
残念ながら、ワタシは別のお客様とのお話で参加できなかったが
相方は素の演技を披露したらしい。
出来上がりやいかに。試写会を楽しみに待ちます。
午後3時ぴったりに、風向きが一瞬変わって、雷がゴロゴロ。
でも一回だけ。
地面がカラカラなので夕立が来てくれてもいいのだけれど。
お祝いにもらったジャスミンが、通り過ぎざまに、ふわりと香る。
陽が西に傾く5時過ぎ。
雑木林の隙間から、太陽が最後の光を振り絞る一瞬がある。
時間にして15分くらい。まっすぐにこっちに向かって光の道ができる。
朝の次に、この時間帯が好きだ。
テントの下でひと休みしながら、お盆期間に売上げが出来たら
一泊旅行をしたいね、と、ささやかな妄想に浸って、ワクワクする。
(もし儲かったら...の話だけれど。。)
行きたい場所、お店、会いたい人、会って小さな夢が叶ったことを
知らせたい人が、たくさんある(いる)。
でも、まずはその前に、お盆に向けて、また準備が山のよう。
明日から3日間、準備をしたら、今度は木曜から連日開けてみます。
どうなるんだか、まったく予想もつかず。
少しずつハジメマシテの方との出会いが増えていく。
気に入ってくれて、2度目に訪れてくれる人も。
嬉しくて、不安。不安だけど、やっぱり嬉しい。
一日いちにち、噛みしめるように、進んでゆこう。