朝から、薪ストーブの炉内に煙突から小鳥が落っこちたらしく、救出中に逃げ出して部屋の中を飛び回るやら、麦が「血沸き肉踊る」で大興奮して家中のものを蹴散らして追いかけるやら、騒々しい我が家でアリマス。
その後も、明日からの営業に備えて(初の5連チャン;)仕込みに終われる一日。
バーガー用のバンズからパティからその他のトッピングやソース、スープ、ケーキももしかしたらに備えて少し多めに、あと水だしコーヒーもだし、、、
夕方には畑へ材料の「買い出し」。じゃがいもとナス。朝穫ってきたレタスやキャベツと合わせて下ごしらえをして、、と、まあやることが次から次と。(このうち8割は相方の担当ですが。)
こんなに手間と時間をかけてたら、たぶん採算がとれてないんだろうな。まあいいのか、楽しいし。(相方はグッタリですでにダウン&大鼾。)
地場産のブルーベリーで、ケーキに使うソースづくり。実がプリプリしてて大粒で美味しそう♪
私はといえば、また繁忙期につき、友人の店の店番をしたりもしているのだけど、これがまだもうひとつ夏の北軽名物「狂乱の大忙し状態」とまではいかなくて、なんだかアレレという感じ。
この店に限らず、町全体が盛り上がりに欠けている様子。これからなのかな。台風の予想も出ていたし。。
その台風の影響は、明け方に少し雨が降っていたくらいで、午前中に雲がざわざわ動いて、昼過ぎからは真夏の日射し。気候は申し分なく夏のスタンバイOKなのだけど。
また次々に台風が控えていて、これから南へ旅立とうという方は、気が気でないところだろう。
私たちの去年の沖縄行きの時も、直前まで台風にぶち当たる予想が出ていて、泣きながら祈っていたのを思い出す。
なんとか祈りが届いて、台風一過の素晴らしいお天気に恵まれたのだけど。
その離島からの帰途、真っ黒に日に焼けたクリクリ頭のスポーツ少年の一団と飛行機が一緒になったのだけれど、それが、この春から大活躍の八重山商工野球部の男の子たちだった。
昨日の試合、ラジオで聞いていたのだが、(それも終盤から...)またものすごい試合になっていた。
何度もリードを許しながらも、最後には9回2アウトから追いついて、勢いが爆発し、延長で一気に引き離した。
詳しいチームの戦力や、ラジオだから選手たちの顔もよくわからないなか、それでも彼らの豪快で生き生きしたプレーが伝わって来て、思わず手に汗握って応援していた。
たまたま飛行機で行き合っただけという理由で贔屓をするのもおかしいのだが、沖縄好き(それも八重山好き!)というのも相まって、沖縄民謡風の応援歌にあわせて手拍子。
高校野球ならではの、金属バットの「カキーーン」という音が響くと、思わず胸がジンとする。
「自分のこの1球で終わってしまうかも」という追い込まれた状況のなかで思い切り振っていく度胸、恐れや邪心の無さ、そしてあのヒリヒリした緊張感、観客席・球場の一体感.....
高校野球ほどシビれるスポーツはない、と未だに思う。
「お兄ちゃん」だった選手たちが、いつしか同級生、後輩、となり、気付けばひと回り以上も遥か遠い世代となってしまった今でも、これだけは特別だな、と思う。
八重山商工ナイン、ガンバレ。
沖縄繋がり....で、最近買った雑誌。
大好きな沖縄のやちむんや、八重山上布の特集に魅かれて。
お店に置いておきます。