トマトだナスだ、と夏の野菜に気をとられているうちに、
ふと気がつくと、我が家の庭は、キノコに占拠されていました。
白いぷにょぷにょだとか、真っ黄色に粉ふいてるのだとか、
あんまり美味しそうなのはないなぁ。。
キノコばっかりは、試しにちょっと、て訳にもいかないし、
どなたか、キノコ博士、食せるものはあるのでしょうか?
こちら肝心の食べれる方のシイタケの原木は、まだまだ動きナシ。
植え付けてから3年くらいは待つそうだから、まだ当分先ですね。
山栗は、老いも若いも、みなせっせと実をつけ始めています。
毎年、必死になってイガをむいても、取れる実はほんのわずか(でも甘くて美味しいんですけど)。
その労力と成果の落差にゲンナリして、大概あきらめてしまうのですが、今年はがんばって栗のペーストや、パウンドケーキに焼きこんだり、してみたい。
早速の脱落組。マリモみたいで可愛い。
お手伝いに行っている農家さんでも、レタスなどはいよいよ終盤。
出荷量も減ってきて、寂しくなってきました。
野性の野菜や植物たちは、カレンダー以上に明確に、容赦なく、季節の変化を教えてくれます。
人間のほうが、後からオロオロと気持ちを切り替える有様。
久しぶりに夕方遅くまで外出してみたら、もう6時過ぎには薄暗い。
峠道から、いびつな形の月がきれいに見えました。
私事ですが、この月がまあるく整う頃、またひとつ年を重ねてしまいます....
毎年、秋の始まりは、自分に取っても区切りの時期。