昨日の投稿では、オシャレ(?)なカフェオーナーの日記から一転、マサカリかついだマタギ風(BGMはサブちゃんの『与作』♪)になってしまったので、気を取り直してカフェのお知らせなど...。(BGMはボサノバでお願いします。)
秋バージョンメニュー、登場しています。
(昨日もお知らせしましたが、「熊」の影に隠れてすっかり印象が薄くなっちゃってるよ、とのマスターからの苦情を受けたため、再掲。)
*【マシュマロ入りホットチョコレート】(550円)<画像は前項参照>
... 時には甘アマなチョコレートの海に溺れましょう。
*【杏仁ミルク】(400円)
... 飲む杏仁豆腐(それもホットで)! 一度味わえば病みつきデス。
*【メイプルバナナのパルフェ】(600円)
... バナナとメイプルシロップのタッグは最強です。ビスコッティのクラッカーとバニラアイス、生クリームと一緒に、さあ召し上がれ。
この他、定番のチャイやジンジャーココア、お湯おかわり自由の中国茶など、温かいものをご用意しております。
ぬくぬくと寛ぎに来てください♪
* * *
お店を初めて2ヶ月弱。
ありがたいことに、少しずつ新しい出会いが増え続けていますが、なかでも嬉しかったコト。

一度遊びにきてくれた方から、その後、お手紙をもらうことがあります。
この場所を訪れて感じたことを、便せん何枚にも丁寧に綴ってくれたひと。
「記念に...」と写してくれた写真を、かわいく額装して送ってくれたひと。
(写真は、恥ずかしいのでお客様には見えないキッチン側に向けてカウンターに飾っています。そこに写っている私たち二人は、ちょっといい顔して笑っていました。ケンカしそうになる時に、この写真を見て戒めにしようと思ってマス。)
その他にもカード、お葉書など...。
こんなにブログやメールが氾濫しているこの時代にも、わざわざ時間をかけてペンを取ってくれたこと。
その時間、そのひとは、この場所のこと、ここで感じた空気のようなものを、たしかにもう一度心の中で反芻してくれている。
ここから離れた遠い場所でも、この場所のことを思い出してくれる瞬間がある。
それって、すごいことだよなぁ、と思います。
辺境の地の森の奥に閉じこもっていると、世界がどんどん小さくなって、「ココだけが全部」みたいに思えてきてしまうけれど、今、目の前に見えてる時間だけがすべてじゃない、と思えれば、楽しい気持ちはもっと無限に広がっていく...。
たとえ、お客さんが一人も来ない日があったとしても、クヨクヨしなくてもいいんだ(笑)。
ありがとうございます。
私からも、いずれ、ゆっくりできる時に、お返事を書きたいと思います。
お手紙はいいですね。紙の上にしたためようとすると、チャラチャラした(ここで書いているような...汗)言葉は自然と選ばなくなるし、自分自身を省みることもできる。
もっと、手紙を、書こう、私も。
今日はもうひとつ、素敵な贈り物をいただきました。

とっても横長の可愛らしい絵本。
キーポイントとなる赤い毛糸に引っ張られるように、ある人の一生が綴られていきます。
Serge Blochというイラストレーターの絵が秀逸。
ページをめくるたびに、温かい気持ちになります。
この本の贈り主で、以前の職場でお世話になった先輩の女性も、遠くからわざわざココを目指して飛んできてくれました。
なんと感謝してよいのやら。
小さい、けれども、無数の優しい気持ちと善意に、支えられている。
そんなことに、あらためて気付いては、ハッとしたり、涙ぐみそうになったりする、毎日です。