今日は、東京などでは大荒れの天気だったよう。
こちら北軽井沢は、夜半には雨風が強かったけれど、朝には止み、日中は薄日も射していた。
いつも思うこと。
ここは、太平洋側? 日本海側??
どちらの予報を見てよいのか分からない...
夕方には、道路沿いに立つ電光掲示の温度計が、10℃を下回るようになってきた。
今日も8℃。
一桁表示を見ると、あーきちゃったなーーと思う。
あと1ヶ月もすれば、本格的な冬支度をしなければいけない。
長くて長くて、けれども清冽で美しく、だけどやっぱり長くて長い、冬がくる。
それまでのここから少しの季節が、一年で一番美しいと思っている。
淡い黄色に始まり、橙、赤、深紅へと移って、最後には黄金色でおわる山の紅葉。
すでに、奥まった辺りでは、秘かに色付き始めている。
と同時に、嬉しいのが秋の味覚いろいろ。
春にも夏にも美味しいものはあるけれど、秋の味覚は、いろんなモノが凝縮されて、ぐっと深みがある気がする。
特にこの地域、フルーツに野菜、キノコなど、美味しいモノには事欠かない。
ご近所さんからのお裾分けの巨峰に栗、キノコいろいろ(ショウゲンジと呼ばれるこの辺りではよく食される白いキノコに、地場産天然松茸!も少し♪)。
今日は、相方が穫ってきた「たぶん本シメジ」というキノコをキノコ汁にして食べる。
今のところ、変調はきたしていないので、「ダイジョブな方」のキノコだったよう。
秋の美味しい味覚は、厳しい冬を迎える山に暮らす人間への、神様のご褒美(代償?)なのかもしれない。
「たらふく食わせてやるから、がんばれよ」と...。
ええ、せいぜい頂きますとも。