穏やかな秋晴れ。快晴。
今がいちばん気持ち良い季節。
枯れていく森に射す光がすごくきれいなのだけど、カメラに収めようとしても巧くいかない。
あきらめて、ただボーッとする。
風が吹いて葉が落ちて、森がどんどんスケスケになっていく。
もうすぐ木立の間から、浅間山が見える。
その山も、まもなく白くなるのだろう。
相方渾身の、デッキについた新しい扉。
周りが学園祭みたいなノリなのに、ここだけ普通のおうちの玄関みたい。
笑いながら、お客様にこんにちわと言う。
このチグハグさも、うちらしい、ということで。
冬にだけ登場する幻の扉.... 見るなら今のうちです!
寒くなってきて、今年もまた、壁の隙間に何物かが侵入しているらしい。
上下左右、あちらこちらから、コトコト、カサカサ、と音がする。
雨戸の戸袋には、どうやらムササビもいるようだし。
これにあわせて、忙しくなるのが、我が家の警備隊長。
夜を徹して巡回をしているようで、昼間はクタクタ。
なにしろ相手は決して姿を見せないのだし、ストレスが溜るばかりなのじゃないだろうか。
可哀想に。本能というのも厄介ですねぇ。
気づけば、ひとり黙って冬への衣替えも始めていて、どんどんムクムクしてきてる。
夏用、冬用、の衣装ケースも箪笥も持たず、身ひとつで季節に対応。
アンタはエラい!