数日前のこと。
友人女子2人と、お茶目当てのおでかけ。
軽井沢から30分ほど。時間の止まったような、レトロな空間で珈琲とサンドイッチ。
映画のセットみたいにも見えるけど、やりすぎないギリギリのラインが心地よかった。
木枠の建具越しに射し込む陽射しが柔らかく。
それぞれの夢と葛藤を抱えたカシマシ娘。
みんなの思いが少しずつカタチになっていったらいい。。。
ゆらゆら過ぎていく時間の中で、そう思っていた。
* * * * *
まだ見ぬ方からの1通のメール。
勢い余って送りつけてしまったものへの丁寧なお返事。
その方もお店をされていて大先輩になるのだけれど、「まだまだこれから。一生かけて作り上げていきます」という言葉。
一生かけて。
自分たちではテレと気どりがあってなかなか使えないけれど、実はホントにそれでいい、と思っていたりする。
一生、を、ぼんやりした毎日の逃げに使うのではなく。
ちょっとずつでも、なにかを紡ぎ続けた先にある、一生、という意味で。
落ち葉が音をたてて消えて行く晩秋の寂しい景色も、
逃げ出したくなるくらい寒すぎる冬も、
その先に待っている眩しい芽吹きの季節も、
実は、あといくらか数えるほどにしかやってこない。
いつも、深く考えないようにしているけれど。
そう思ったら、この後に控える季節も愛おしめるのかな。
......うぬ。とはいえ、実生活は、また、いろいろとあったりする訳で。。
そんなこんなで、今年も泣いても笑っても、あと2ヶ月。
明日からの3日間が、ひとまず大きな区切りとなりそうです。