昨夜から続いた強風に、にび色の空。
朝から山はすっぽり雲に覆われて姿が見えず。
相方がぽつりと。「今日は降るかもねぇ。」
その言葉通り、午前中、初めてのお客さんと話している頃には
白いものがちらちらと。
その後は、時によっては横向きに激しく舞ったり、
一瞬、地面も白く覆うほどに。
浅間からの吹き下ろしだったのかもしれませんが、
確実に、あの、雪の混じる独特の冬の香りを、
今年はじめて感じました。
空気は、一瞬でも外に出れば瞬間冷却される冷たさ。
昨日までの「寒さ」なんて、寒さ指数100のうち、
10にもなってなかった...と気づき、
それでもってきっと今日の「寒さ」もまだ30くらいかしら、と思うと
ああ、そうだったよなぁ、とホントの冬のことをようやく思い出し、
愕然としてしまいます。
ストーブの焚かれた暖かい部屋から眺める吹雪の光景は
(出かけなくてよいという前提であれば)とても素敵なのですが。
クリスマスソングとあわせて、早くもしみじみしてしまいました。
夜になっても、山の方からゴーゴーと音をたてて風が吹き付けて
家を揺らして、怖いくらい。
「村に初雪降る夜は、山から北風おばけが来るそうな〜〜.....」
ちょっとおどろおどろしい民話の読み聞かせにもってこいの夜です。
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麦が、風邪をひきました。
時折、人間のおじさんのようなクシャミを連発し、
始終、ハナをたらしています。
でも、ごはんは食べる。
風邪というよりは、なにかのアレルギーかしらね、と
お医者さんには言われました。
今まで病院や薬とは無縁だった健康優良児だけに、
ちょっと心配。
さらに、寝ている時に、クシャミを正面から浴びせられてる相方が
つられて少々ヤバい雰囲気。
飼い猫から「貰い風邪」って、どうなんでしょう?
いろいろと仕上げてしまいたいことが待っている明日からの一週間。
「貰ってる」場合ではないので、少しずつ鼻水コンビとは
距離を保つようにしています。お大事に。
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「お店が締まると聞いて、、」とさっそく飛んで来てくれた方がいて
嬉しかったり、
「あら、ではまた来年に、、」と早くも年越しの挨拶のようになって
ちょっと切なくなったり。
麦小舎、今年の営業は、来週末、18日(土)・19日(日)までです。