夏以来、久しぶりにフリーの週末。
昨日は、快晴のお天気に誘われ、ドライブに。
上田〜別所温泉へ出かけてきました。
別所と聞いて、お!?と思われた方、そう、アタリです。
温泉はもちろん有名ですが、私たちが真っ先に目指したのは、こちら。
『
茶房パニ』さん。
信州カフェマニア(?)には、言わずとしれた、山間の人気店。
噂には聞いていたけれど、ほんとに、ほんとに、山の中のすごい所にありました。(うちなんて、メじゃないくらいのアクセスの悪さです。)
こちらも11月いっぱいでクローズしてしまうとのこと、で私たちも慌てて出かけてきた訳ですが、同じ思いで、オープンと同時に次々とお客さんがやってきます。
早めに着いて、テラス席を確保できたのは、正解だったよう。

お隣の畑では野沢菜の収穫最盛期の、のどかな風景。
ひとつ谷むこうの山は、ちょうどツイード調に色づいて、まさしく「里の秋」といった風情。
風は冷たいけれど、ぽかぽか陽射しが気持ちよく、食事とデザートまで、テラスでゆっくり過しました。
「おやすみな祭」と題して、お庭では『工房土喜』の器もセール価格で販売。
土からそのまま生まれたような器は、地面に転がって、さらに伸び伸びしているみたい。


しょうが湯に、ゴマ餡の白玉団子の浮かんだ「タンイェン」という中国風おやつ、身体も温まって、美味しかったなぁ♪ 生姜好きには堪らない!
この日は、続々お客さんもやって来て賑やか。きっといつもはもっと違う時間が流れているのでしょう。
それでも、コチラ側が気兼ねしたり、かしこまることもなく、ほんわり居心地のよい空間は、想像通り。
最後に「ありがとうございましたー」と声を揃えてくれたお店のお母さんとスタッフの女の子。笑顔がココロに残りました。
こちらこそ、ごちそうさまです。また伺います!
ちなみに、パニさんの「おやすみな祭」は、11月30日(木)まで。
お店の中にある湧き水「延命水」。一口で3年寿命が伸びるそう。
歩いてすぐのところにある「夫婦道祖神」。肩を組んで微笑むお地蔵さまに、こちらもつられて笑顔でお参り。

上田と別所付近の、この塩田平という地域一帯は、古くは室町時代に建てられたお寺や神社がいくつもあり、「信州の鎌倉」と呼ばれます。
別所温泉街は、終盤を迎えた紅葉が、まだまだきれいでした。
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軽井沢の陶芸家、
清水富美さんの個展が開かれていることを知り、上田駅前の「LIVIN」へ。
清水さんは、私よりも若い方なのですが、自分の窯を構え、青の染付け一本で作陶を続けています。
伝統的な図柄と、若い感性が合わさった作風が、とても素敵。
ご本人も、すらりとスタイルもよく、笑顔のチャーミングな女性です。
「清水富美 陶芸展」は、11月29日(水)まで、LIVIN上田にて。
皆さんもぜひ。
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うちから一番最寄りがココ(泣)、という「無印良品」で、冬用のタイツやニットを購入。
上田から真田を抜けて北軽井沢へと向かう道すがらにある、こちらも有名、パンの『穀蔵』に寄って、ぶどうパンと、いちじくとオレンジピール入りパン、金時豆の入ったフランスパンを購入。
前から果たしたかったコトをし終えて、気持ちはホクホク。
白く雪をまとった部分が夕焼けのピンクに染まる浅間山を回り込むように、夕方前に帰宅しました。
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今日は一転、雪雲が迫る、暗いお天気。昨日出かけて正解でした。
午前中にそれぞれ、薪割りとお掃除の任務も済ませたし、午後はコタツに引きこもりで、お互いのクラフトワークに没頭する一日となりそうです。
それにしても、冷えてきました。
今朝は、起きた時の室温、3℃。室温ですよ、外ではなくて・・・
外は間違いなくマイナス記録を更新したことでしょう。
もうすぐ、部屋の中の万事が凍る、ツンドラシーズンへの突入デス。。。