うれし恥ずかしなお知らせです。
明日、12月2日発売の「
自休自足」(2007年冬号)に、麦小舎が登場します。
後ろの方の第3特集「火のある暮らし」として、取り上げて頂きました。
何ヶ月か前に書いた「ビックリなこと」とは、これでした。
はじめにお話を頂いたときも「あらまあ、なんと」と驚いて、その後、2回にわたって取材の方とお会いして、どうやらホントにホントのようだねぇと驚いて、実際カタチになったモノを一足早く頂いて、やっぱり驚いて。
(表紙の写真にまで載るとは聞いていなかったので、ホントにビックリでした。)
これまで、発売されるたびに、む、ニクい所を突いてくるねぇ、と悔しくなりながらも買ってしまい、都会を離れて活き活きと暮らす人たちの姿を見ては、自分たちのしたい暮らし、目指したい方向も、決してトンデモナイという訳でもないのかな、と勝手に励ましてもらってきました。
記事の中身も、スローライフ100%礼賛!というのではなく、きちんと辛い部分、難しい部分も紹介されていて、だけど、そのなかでも、気持ちよく暮らすって...?というヒントを教えてくれていて。
なにしろ、写真がきれいです。
私たちのページも担当してくれたカメラマンの寺澤さん。
独特の黄色みがかった色合いが特徴的で、以前から「このひとの写真、好きだなぁ」と思っていました。
実際にお会いして聞いてみると、後から加工はいっさい加えていないそう。
少々特別なフィルムを使ってはいるようでしたが、それにしても、光の捉え方がとても上手で、写真を見ると一目で誰が撮ったのかわかるくらい。
撮影中はいたって自然体。特別にあれこれ言うこともなく、気づくとパシャパシャと撮られてる。
その日の、その時間の、その一瞬を、切り取る、切り取らなくてはいけない、カメラのお仕事。
技術はもちろんのこと、カメラも本当に「センス」だな、と思ってしまいました。
そんな方に、今の、私たちのありのままの姿を収めてもらったことは、本当に嬉しい。
まだ何もかも始まったばかりだけれど、やっぱり今の暮らしも、お店の様子も、私たちも、今は今でしかなくて、来年からはまた変わっていく。
あとから見たら笑ってしまうのかもしれないけれど、この、ひとつの始まりの記念の時に、カタチに残してもらえたことは、まったくもう個人的に、嬉しく幸せなコト。
あえてお名前を出してしまいますが、
最初のコンタクトから本になるまで、いつも丁寧に誠実に対応して下さった、編集の坂爪さん。
私たちの小さなつぶやき一つ一つまで、優しいコトバに置き換えて下さった、ライターの平沢さん。
そして、プロの仕事を見せてくれた、上記のカメラマン寺澤さん。
本当にありがとうございました。
たいしたオモテナシもできませんでしたが、一緒に食べたピエンローは美味しかったですね(笑)。
この思い出を大切に、励みにして、(平沢さんが書いてくれた通りに、)少しずつ、進んでいけたらいいなと思っています。
皆さん、ぜひぜひ、お近くの本屋さんで、手に取って....ではなく、買って(!)くださいませ。
その他の特集も、今回も素敵です。
(ちなみに、その他のページにもチョロチョロ写っていたりします。見つけて下さい。)

(おまけ)
←実際の本棚の前に置いて、おおっ、同じだーーっ、と、確かめてしまいました.....。